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1- レス

【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】


[214]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/07/25(水) 16:20:21 ID:???
若林の持っていた『星のかけら』が光を放つ。先程は目で追うことも出来なかったシュートの軌道が読める。

兵士「そ う 何 度 も 抜 か れ て た ま る か 〜 〜 ! !」

ガッシィッ!ズッシャアアアーーーーーッ!!バギィッ!!

ダイビングキャッチでボールを抑えこみながら、地面に倒れこむ兵士。
そのがむしゃらで泥臭い姿を見た森崎は気分悪く舌打ちをする。

森崎「けっ!雑魚のくせに無駄に張り切りやがって。胸糞わりぃ。
   おいマルス、お前ちょっと下手くそになっちゃいねぇか?
   国の復興だかなんだか知らねぇかかつての栄光が虚しいぜ?
   今回のグルニア遠征でその鈍った身体を鍛え直してくるんだな!」

マルス「精進するよ。フフッ」

何故か嬉しそうに微笑むマルスの顔を見て、森崎の機嫌は完全に斜めに傾く。
赤い絨毯を乱暴に蹴り飛ばして気を紛らわせると、玉座の間の扉を開ける。

森崎「ちっ。言っとくがお前のせいで止められたんだからな!大体一発目のシュートもお前真面目にやってなかったろ。
   あんまり舐めた真似してやがると後悔するぜ?アリティアなんて小国……俺様のアカネイアに比べれば
   像とアリ、竜とミジンコみたいなものなんだからよ。よーく覚えておくんだな。うっけっけっけ……」

マルス「……君はその『ミジンコ』とやらに負けたんだよ。残念なことにね」

アカネイア皇帝が部屋を出たのを確認した後、マルスはようやく腹に抱え込んでいたストレスを言葉に乗せて吐き出した。
そして倒れたまま起き上がれない甲冑の兵士に手を伸ばすと、防具を外すのを手伝う。

マルス「ダメじゃないか森崎。あそこは1発でしっかりと止めるところだと誰もが思う場面だよ。
    いったいドイツで何をしてたんだか。せっかく威力が乗らないようにインパクトをずらす努力をしてたのに」


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0ch BBS 2007-01-24