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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】
[30]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/07/17(火) 14:41:31 ID:???
この縁というのはアカネイア大陸での交流のことだろう。
森崎の記憶の中では自分以外のこちらの世界で初めて出会ったのがこの南米の黒豹だった。
強力な魔法に振り回され、盗賊に攻撃をかわされてしまったマリクを
持ち前の運動能力でフォローし、彼の危機を救ったのが始まりだった。
ビクトリーノ「こんなときにあの回復の杖があればなぁ。こんな怪我あっという間に治っちまうのに」
森崎「確かにな。改めて考えてみると俺たち、とんでもない力に助けられてきたんだよなぁ」
ビクトリーノ「まぁ無い物強請りしても始まらんか。今はおとなしくしてるしかねぇのか…」
マーガス「安心しろビクトリーノ。お前の分も俺が必ず点を取ってきてやるから」
シェスター「前は俺も守備的な動きを強いられてきたけれど今はブローリンがいる。
それにそれなりに頼りになるキーパーもいるからね
明日は俺も前がかりに出て攻撃のフォローに尽力するよ」
森崎「それなりとは失礼な。俺の失点率がいくらか知らないな〜?」
シェスター「1.15。確かに中々の成績だ。しかしこれはあくまでも前半のみの集計。後半にいたっては…」
森崎「わーわー!ストップストップ!……やっぱりどうしてもミドルシュートを連打されたらきついんだよなぁ」
マーガス「ブローリンもいつでもブロックに飛べるってわけじゃないからな。
サイドからセンタリングを上げられたらブロックも難しいし」
ビクトリーノ「頼んだぜみんな。……ホント、こんなところでリタイアだなんてダッセェぜ。ハハハ……」
一番悔しいのはビクトリーノ本人だろう。普段の彼からは想像もつかない沈痛な表情がそれを物語っていた。
無念だろう。悔しいだろう。サッカー選手でありながらサッカーが出来ない苦しみは想像もできない。
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0ch BBS 2007-01-24