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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】
[399]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/08/04(土) 15:16:57 ID:???
サッカーの試合が最後の笛が鳴るまで何が起こるかわからないように、
戦場でも勝負が決着するまで何が起こるかわからないものである。
現役を退いたジェイガンの後を引き継ぎ、アリティア騎士団の隊長を務めるアラン。
彼の実力は確かなものであり、賊相手に手こずる要素など全くないはずなのだ。
山賊B「う、うわぁ!やめろぉ!来るなぁ〜〜〜!!」
ブンブンブンブン……ドガッ!!
アラン「ぐっ…!?ご、ごほっ」
闇雲に振り回した斧がラッキーヒットとでも言わんばかりにアランの肩に直撃する。
大きく体勢を崩すアランだったが、手綱を引いて愛馬にバランスを取ってもらうと鋭く剣を振り下ろす。
ルーク「アランさん!だ、大丈夫ですか!?」
アラン「…フッ。無様な姿を見せてしまったのはどうやら私の方だったか。
案ずるな。この程度の傷など傷のうちに入らんよ。
それよりも追撃はどうした。斧兵に有利に立ち回れるお前がすべきことは分かっているはずだ」
ルーク「は、はい…!
(やっぱりアランさんの病気って酷いのかな。くそっ…兄貴といい森崎さんといい、
そしてアランさんといい……どうして病気なんてこの世に存在するんだよ!)」
尊敬する聖騎士のまさかの苦戦に動揺する心を押さえつけ、ルークは最後の山賊に向けて剣を構える。
山賊C「あのブラックナイツも手を焼いた俺たち山賊団をあんまり舐めんじゃねぇぜ?クケケーッ!!」
ルーク「いかにもヤラレ役な台詞だな。ルーク伝説の前座の相手には十分相応しいぜ、アンタ」
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0ch BBS 2007-01-24