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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】
[465]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/08/05(日) 20:13:41 ID:???
ライアン「きっとみんな悲しい思いをしてるはずです。ドーガさん、僕たちはなんとかできないんでしょうか?」
ドーガ「一度本隊と連絡を取ってみないうちにはなんとも出来んな。だが……」
アラン「ああ。今回の反乱鎮圧の件の全貌が少しずつ見えてきたな。
アカネイアの役人たちは統治を任されているということをいいことに
グルニアの民たちを我が物のように酷い扱いをしている。許されんことだ」
村人「アリティアの騎士様、どうかお助けください。私達グルニアの民はもう限界です…。
食べ物も着るものも、家族さえ奪われた私達に残されたものはもう何もありません……」
ルーク「くそっ、こんなに困ってる人たちが目の前にいてほっとけるかよ!
アラン隊長、この人達に物資を配りましょうよ。ほら、行こうぜライアン!」
ライアン「は、はいっ!」
ドーガ「待てルーク、俺も行こう。街中の人に行き渡るほどの配膳をお前たちだけで持ち運べまい」
アラン「(我々が成すべきこと。少なくとも反乱軍の鎮圧という言葉を隠れ蓑に
略奪の限りを尽くすアカネイアの者に肩入れすることだけではないことは確かだ)」
アランたちは寂れた街並みを駆けずり回り、それぞれの家にささやかではあったが食料や衣類を届ける。
役人の手により無理やり親兄弟と引き離され泣き叫ぶ子供たちに、ほんの少しだけ笑顔が戻っていく。
ドーガ「うむ、子供は笑顔が一番だ。それはグルニアでもアリティアでも変わりはない」
誰かの笑顔のために働ける幸せ。そんな喜びを実感しながらドーガは顔を綻ばせる。
ライアン「僕、改めて騎士になったことに誇りを持てそうです。
さっきお菓子をあげた子供に『ありがとう』って言われてとっても嬉しかったです」
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0ch BBS 2007-01-24