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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】


[477]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/05(日) 22:39:29 ID:???
マリーシア「へぇ〜、そんなオボッチャマみたいなくりんくりんな髪型しちゃってそんな事言うんだ。
      でも信じてあげる。キミ、とても優しい目をしているもの。
      ラングの兵士たちのような獣のような目とは違う…
      ね、お願い。わたしをこの国から連れ出して。あなたの国に連れて行ってほしいの」

自分の腕にしがみつくマリーシアの力が強くなるほどに、ライアンは強い胸の高鳴りを覚えていた。
先ほどお菓子を受け取って笑顔を見せてくれたあの子供たちのように、
この少女(自分のことをオトナとは言ってはいるが)も自分のことを頼ってくれていることに自信が芽生えてくる。

アラン「どうだライアン。彼女の意思は堅そうだ。お前さえ良ければこの少女を保護することを許可する。
    避難を求める民衆を救うことも騎士の勤めの一つでもあるしな」

老人「お若い方、わしからもお願いする。この娘を守ってやってくださらんか。
   もし、おまえ様が望むなら嫁にやってもよいぞ。
   この子はわしに似て美人で気立ても良い。きっとよい嫁になるぞ」

ライアン「え…ええええぇぇぇぇ!?」

予想だにしていなかった言葉にライアンは素っ頓狂な声を上げる。
ここで初めてマリーシアは抱きしめていた腕を離し、顔を赤くしながら首をブンブン横に振る。

マリーシア「ちょっ…おばあちゃま!どうしてわたしがこんなオコチャマのお嫁さんにならなきゃいけないのー!?
      わたしはもう決めているの。白馬の似合う素敵な王子様とじゃなきゃ結婚しないって!」

老人「まぁまぁまぁ。ちょっとこっちに来なさい。お前にとっておきの話をしてやろう」

そう言うと老人はマリーシアの耳元まで素早く近づきコショコショと内緒話を始める。


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0ch BBS 2007-01-24