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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】
[521]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/08/08(水) 19:19:39 ID:???
確かにマリーシアの持つ先端に星模様がついたおしゃれな杖に比べ、
おどろおどろしい大きな目玉がついた老人の杖は、間近で見るのは少しはばかられるかもしれない。
老人「何を言っておるか!人命を救う尊いシスターの仕事に可愛いも可愛くないもあるか!」
マリーシア「あるよ!誰だって可愛い杖使いに回復されたほうが嬉しいに決まってるでしょ!
じゃあなに?つるっぱげのお坊さんのライブと、
この完全無欠の美少女のわたしのライブにも全くの違いがないというの!?」
老人「まだそんなたわけたことを言うか!レナ司祭の教えがまるで身についておらんようじゃな、この馬鹿孫が!」
マリーシア「嫌なものは嫌だって言ってるでしょクソババア!」
老人「ク、クソ!?こ、この不良娘がなんという汚い口の聞き方を…!」
マリーシア「おばあちゃまの影響です〜。わたしはただ見て聞いてありのままに育っただけです〜」
老人「ええい、これ以上ワシに恥をかかせるんじゃないよ!さっさと荷物をまとめて出ていくんじゃ!」
マリーシア「言われなくたって!ふーんだ!」
マリーシアは荷物を背負い、老人から不気味な杖をふんだくると勢い良く家を飛び出していく。
ルーク「やれやれ、とんだ不良少女だぜまったく。だが、こういう子も悪くはないかもなぁ、デヘヘ」
ライアン「(…や、やっぱり怖いよあの子…あんまり関わり合いにならないほうが身のためだな、うん)」
二人は老人に手短に挨拶を済ませ、肩を怒らせながら歩くマリーシアを追いかけてゆく。
その後姿を目を細めながら、そっと空に十字を切り、老人は祈りを捧げた。
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