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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】
[53]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/07/18(水) 16:59:00 ID:???
ブローリン「(ラーソンはスペインリーグに、フェデックスはフランスリーグ。
そして俺はプレミアリーグか。あそこには確かシューマッハがいたな。
俺達北欧組の中では段違いの才能を持つキーパー。奴のデータは必ず持ち帰ってみせるぞ)」
その他にも、リチャードやスティーブ、そしてロブソンなどの自分と似たような重量級選手も忘れてはならない。
彼らとのプレミア特有の『ラフ』な競り合いに耐えられるのは自分だけなのだ。必ず任務を成功させてみせる。
バシンと鋼のような腹筋に拳を叩きつけて気合を入れ、自室に戻ろうとしたその時。
レヴィン「それは……それは本当なのか!その『星のかけら』があれば本当にカレンは……カレンは生き返るのか!」
????「ふぇふぇふぇ…お主がそれを望むのならば。しかし、人の命というのはその儚さ故に重いもの。
今この瞬間もお主を縛り付けているのが何よりの証拠じゃて」
物陰で話し込んでいる3人の人影。1人はレヴィン。幼馴染であり数少ない信頼を寄せている四騎士のリーダーだ。
もう1人は夜の帳をさらに黒く染め上げたような不気味なローブをかぶった背の低い老人だ。
そしてもう1人は特に目立った特徴は無い地味な顔の東洋人。気になるところがあるとすれば
センスの無いメッシュを入れたような一房だけ金色に輝く髪をしているということだろうか。
ブローリン「(こんな夜にいったいなにをしているんだレヴィン)」
レヴィンはブンデスリーガでドイツの情報を探ってくるように言いつけられていたはずだ。
明日のフライトに備えて今日は早めに休むと一人宿舎に戻っていったはずなのに。
レヴィン「……相応の数を集めてこなければボクの望みは叶えてもらえないということか」
????「察しが良くてなによりじゃ。そうなることを夢見てなされ。お主のその欲望が真実であるならばな……」
レヴィン「……叶えてみせるさ。ボクはカレンをもう一度この腕で抱きしめることが出来るのならなんだって出来る。
それがたとえ……たとえ何人もの人間を奈落の底へと叩き落すことになろうとしてもだ」
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0ch BBS 2007-01-24