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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】


[540]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/08(水) 23:08:06 ID:???
ジェイガン「落ち着くのです王子。森崎殿も。たとえこのグルニアの駐屯軍を打ち倒したところで、
      アカネイアにとってみればほんの僅かな犠牲に過ぎません。
      アリティアを帝国の脅威に晒すには、いささか勇み足ではないでしょうか?」

森崎「じゃあジェイガンさんはグルニアの人達のことを見捨てろってのか?
   あの山賊に落ちぶれたおっさん達はこれからどうすればいいんだよ!?」

ジェイガン「そうではない!今の我々の戦力ではお二人の崇高な思いを形にすることは不可能だとおっしゃっているのです。
      まもなく占領軍の司令官がこちらに到着する時刻です。まずはその者に話を聞き今後の方針を考えるべきでしょう。
      我々だけで判断を下せるほど、今度の問題は甘いものではないのです…」

マルス「ジェイガン、それでも僕は……」

ジェイガン「今は致し方ありませぬ。どうかこらえてくだされ。しかし……森崎殿。
      お主の口から先ほどの言葉を聞けて安心した。
      救いを求める者への博愛。それを虐げる者への怒り。
      その心構えだけは常に持っておいてください。いずれ、いずれ反撃の機会は訪れるでしょう」

森崎「……機会、か。その機会がいつ来るかなんて誰にもわからないんだ。だから今は耐えるしか……ない……
   (だけど本当にそれでいいのか?俺はやっぱり納得出来ない。
   たとえ勝てない戦いでも、戦わなきゃいけない時があるんじゃないのか?)」

ガトー司祭の忠告を思い出す。今の森崎の力では、とてもラムカーネに立ち向かうことなどできはしない。
彼を守る闇のオーブの力を打ち破る術を手に入れない限り。どれだけこちらが正道でも。どれだけ相手が非道でも。
運命を変えるということは、それだけ辛く、厳しい現実を受け止めた上で成されることであることなのだ。

???「おやおや、まだこのような場所で会議とは。英雄王直属の部隊とはいえあまりに呑気なことですな」


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0ch BBS 2007-01-24