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1- レス

【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】


[545]モリブレム ◆RK7RVcZMX2 :2012/08/09(木) 00:09:39 ID:???
森崎「よし、それじゃあ反乱軍のアジトの砦へと進軍するぞ!
   ロレンスさんはマルスに任せ、俺達はアカネイアの手先じゃないことをしっかりと相手に伝えるんだ」

グルニアを、ロレンスを救うために。僅かな可能性をたぐり寄せるための戦いが今、始まろうとしている。


〜ロレンス隊〜

戦士A「ロ、ロレンス将軍!南方の砦の敵部隊が進軍してきます!」

ロレンス「もはやここまでだな…。オグマ殿、貴公まで巻き込んでしまって申し訳ない」

豊かに蓄えていた白髭はこれまでの度重なるアカネイア軍との戦闘ですっかり煤けてしまっていた。
眼帯の老将軍ロレンス。かつて勇猛を名乗ったその鎧は大きくひしゃげ、槍は錆つき今にも折れようとしている。
そんな彼が心配そうに見つめる男はオグマ。前大戦で森崎たちに協力した大陸中に名を轟かす傭兵である。

オグマ「俺はタリス王から将軍の手助けをするように言われてここに来ている。
    俺に出来る事ならなんなりと言ってくれ」

ロレンス「フッ…モスティンの奴め。いらぬところで義理堅い男だ。
     タリス統一戦争での借りなど…とうに返してもらったというのに」

オグマ「王はできる事なら自分が駆けつけたいとさえおっしゃっていた。
    だが、今の将軍ほどに戦えぬほど老いた身では足を引っ張るだけだと俺を寄越したわけだ」

ロレンス「そうか…ならば頼む。この子供たちをマケドニアに送り届けて欲しい。
     この子たち…ユベロ王子とユミナ王女はグルニア王の忘れ形見。
     頼む。この子たちをマケドニアのウェンデル司祭の下へ届けてくれぬか」

部屋の隅の簡素な椅子に腰掛ける、血なまぐさい戦場とは分不相応の育ちの良さそうな美しい双子の姉弟をロレンスは穏やかな顔で見る。


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0ch BBS 2007-01-24