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【運命が】ファイアーモリブレム39【迫る】
[72]モリブレム ◆RK7RVcZMX2
:2012/07/19(木) 01:13:21 ID:???
クライネ「……やっぱりアンタ、ゴミね。ゴミクズね。いや、ゴミクズを通り越して味噌っかすだわ」
スナイパー特有の突き刺さるようなクライネの冷たい視線を、
中山は慣れたようにして受け流す。これもいつもの彼女との会話パターンだ。
中山「いやぁ、そこまで君にほめられるとちょっと照れちゃうよ」
クライネ「褒めてないっつーの!……ったく。でも、アンタにもいるのね。どんな事があろうとも…
それこそ自分を滅ぼしてまでも願いを叶えてあげたい、尽くしてあげたいって人が」
そう言うと、クライネはもしかすれば初めてかもしれない。吊り上げ続けていた瞳をほんの僅かに緩めてくれた。
中山「……森崎は俺にとって大事なトモダチだからな。助けになってあげたくなるのは当然のことさ」
クライネ「アタシも……エレミヤ様のためならなんだって出来る覚悟があるわ。
賊に家を襲われ、たった一人で世間に放り出された何もできない私を
優しく受け入れてくれたのはあの人だけだったから。だから、アンタも……」
中山「え?」
こんな裏稼業の組織だ。彼女の過去が陰惨なものだろうと特別驚くことではない。
それよりもだ。今確かにクライネは自分と中山の姿を重ね合わせている。
一人の男として、自分の信念に好感を持たれるということは悪い気分はしない。
というよりも、彼女のような美人であればなおさらである。
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0ch BBS 2007-01-24