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1- レス

【全国の】キャプテンEDIT40【壁】


[450]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/14(火) 01:16:31 ID:???
実況「あっと、セカンドボールをフォローした曽田くん、まったく無防備なまま末松くんにボールを奪われる!
末松くん、フォローに来た竹野くんも何とか振り切って大きくクリアー!」

竹野「ち、ちくしょう!」

末松「へへへ〜! 俺だって、やれるじゃな〜い!」

水守「そ、そうですね……(ほとんどボールに絡んでなかった体力満タンの状態で、ヘロヘロの敵を相手にすればこうなるのも当然な気が)」

浅村「しっ! 水守、それは俺たちが言えた義理じゃないっスよ」
省22

[451]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/14(火) 01:17:33 ID:???
菱野「よし……局所的に押し込まれることがあっても、流れ自体はこちらにありますわ!」

大前「比良山! そのままシュートレンジに行ったら即、撃てェ!」

比良山「ああ!(いちいち抜いていては接触の際の事故が怖い。ここは『ゴールが見えたら撃つ』の精神で行く!)」

次藤「や、やらせるかや! ワシはまだゴール前におるタイ!」

猛然とほぼ無人の比良戸陣地を、ゴールに向かって進む比良山。 省33

[452]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/14(火) 01:18:48 ID:???
――ピィイイイイイイイイイイイイイイイイイィっ!

実況「決まったァ! 鳴紋中、六点目ェ! これでスコアは6−1! 五点差! もうこれは何があっても覆らないぞォ!」

井沢(観客席)「ば、バナナシュートに下回転もミックスして、斜めに浮き上るボール、だと?」

滝(観客席)「井沢……(得意のバナナシュートの、更に上を行かれたんだ……ショックだろうな)」

翼(観客席)「なかなか凄いシュートだな……(あれ? 何で井沢が物凄くショックを受けているんだろう?)」
省39

[453]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/14(火) 01:20:01 ID:???
佐野「そ、そんな……」

園村「た、助かった……」

佐野と園村。審判の笛と実況の声に、脱力してピッチにへたり込む二年生二人。
だが、二人の内心は安堵と悔恨と、全く別の方向を向いていた。

大前「お、終わった……(は、花輪戦に続いて、精神的に疲れる試合だ……)」

雪村「ぼ、僕ももうヘトヘトだよォ……」

本多「うむ……これだけ骨身に堪える仕事は久しぶりだ……」
省38

[454]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/14(火) 01:22:10 ID:???
今日一ゴールを挙げた比良戸最大の殊勲者ながら、結局はチームを勝利に導くことが出来なかった佐野。
彼は小柄な体を震わせて、男泣きに泣いていた。
周囲の先輩選手たちが慰めの声を掛けるも、後から後からこぼれおちる涙は止められなかった。

次藤「……立て、佐野」

佐野「じ、次藤さん……」

疲労困憊でフラフラの身を押して、座り込む佐野の前に仁王立ちになる次藤。

次藤「ありきたりの言葉ばってん、お前には来年もあるタイ。来年もここに来て、今度こそ優勝すると」
省34

[455]キャプテンEDIT ◆EUWFb5QXUg :2012/08/14(火) 01:23:16 ID:Xt2kv35o
大前「比良戸中……こういうとこを見ると、一枚岩の良いチームだな」

比良山「ああ。俺たちを苦しめただけの事はある」

雪村「でも反則ディフェンスは許さない。絶対にだ」

達也「雪村先輩も案外、執念深いですね……」

と、そこで。
大前と次藤の視線が合った。

大前「…………」

次藤「…………」


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省27

[456]森崎名無しさん:2012/08/14(火) 01:24:00 ID:vlHR/x0w
B

[457]森崎名無しさん:2012/08/14(火) 01:24:11 ID:nUmiumac


[458]森崎名無しさん:2012/08/14(火) 01:24:49 ID:xQMyhLIQ


[459]森崎名無しさん:2012/08/14(火) 01:25:47 ID:???
D クリアボム!


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0ch BBS 2007-01-24