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【バグサッカー】きれぼしサッカー【やりまーす】
[161]きれぼしサッカー ◆5qvYBJdbJQ
:2013/04/07(日) 14:57:37 ID:???
今もなお、兄や賀茂は勿論、日本サッカー協会も陽子の活動を続けさせてはいる。
1人の少女の夢の支援というよりは、外部からの不当な圧力に対する
断固たる拒否の姿勢を示すという面が強かったが、ともかく現在も陽子は何とか活動を行い得ている。
だが度々の干渉が、1人の小娘が原因で引き起こされている事が知れ渡るにつれて、
周囲の視線と空気が寒々しくなっていく事はどうにもならなかった。
陽子「(ダメよダメ、ダメ、私が出来る事なんて何も無かったんだ。このまま引き戻されておわり……)」
森崎「俺は諦めるのが大嫌いだ。諦めるなんて勿体無さ過ぎる」
陽子「(!)っ………」
キッパリとした相手の返事に、陽子は息を飲んでたじろぐ。何の迷いも無い、力のこもった言葉。
動揺を隠そうと目を背け、コップにビールを注ぐも、胸が詰まってしまい泡をただ見つめるだけになった。
ややたって、陽子が口を開く。
陽子「私だって、諦めるなんて嫌よ…」
森崎「だろう?」
陽子「でも、受け入れなきゃいけない現実や運命だってあるの。それに成す術無いまま抗い続けるのは…とっくに疲れたわ」
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0ch BBS 2007-01-24