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1- レス

【主人公】鈴仙奮闘記【永琳に交代?!】


[415]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 22:19:10 ID:???
>>414
なんかちょっとおかしいですね。
不要かもですが、書きなおします。
>>393
全裸VS乱心VSパンツVS褌ですね。誰が勝つのか…
――――――――――――――――――
−そして 博麗神社−

紫「…そういう訳なのよ」

紫がスキマの中から、霊夢に語りかける。
霊夢は心底面倒くさそうに、縁側でお茶を啜っていた。

霊夢「はあ? どうして私がそんなメンドイことしなくちゃいけないのよ?」

紫「異変だから」
省17

[416]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 22:20:13 ID:???
魔理沙「おーい、霊夢」

そこに、霊夢の友人である霧雨魔理沙がやってくる。

紫「それじゃ、考えといてね」

紫の居たスキマはスッ、と消え、そこには霊夢だけが残される。

霊夢「あ、まちなさい紫!」

そんな霊夢に向かって、魔理沙が意気揚々と霊夢に話しかけた。

魔理沙「霊夢、大会でるんだろ? ――私達がそろえば、きっと無敵だぜ!」

霊夢「…じゃ、めんどいから、魔理沙がチームメイト呼んでくんない?」
省26

[417]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 22:21:13 ID:???
彼女らは幻想郷でも随一のプレーヤーではあったが、
今回の大会では有力そうなメンバーの多くはもう既に別のチームに
取られている。メンバー獲得は困難に見えた。

…だが、博麗霊夢に備わった天性か。
それとも、物語の主人公として神より与えられた恩寵か。
その問題はあっさりと解決することになる。

天子「霊夢ー! 遊びに来たわよ!!」

衣玖「ちょっと待ってください、総領娘様!(はあーあ。あの一件以来、私ったらこんな仕事ばっかり。 省16

[418]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 22:22:48 ID:???
そして、場所は永遠亭に戻り。
輝夜や永琳、鈴仙とてゐにウサギ達に加えて。
今日加入した慧音、妹紅、パスカルもまた一同に会している。

練習試合勝利のささやかな打ち上げと、慧音達の歓迎会も兼ねて。
居間には、
たけのこの里 馬刺し トリュフ
などの御馳走が並んでいた。そして、話題が大会の方に向くと。

輝夜「ま、もっちろん目指すのは優勝よね!!」

輝夜がこう高らかに宣言する。それに合わせて、
省37

[419]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 22:24:12 ID:???
今日の試合で分かった、無力感と自身の怠惰。
今まで軍の上官や綿月姉妹。そして永琳の教えには忠実に従ってきた。
けれど、忠実に従うだけでは答えが出てこないこともあると知った。
そんな時、鈴仙には何が必要なのか。
自分と同じ境遇の仲間、それだけでは鈴仙に進む道を示すことは出来なかった。
一緒に悩んでくれるだけではだめだった。
光を与えて欲しかった。
自分以上の苦境に合い、それを突破した存在。突破しようとしている存在――。
彼女には、それが必要だったのかもしれない。 省9

[420]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 22:29:13 ID:???
と、いうわけで序章はここまでです。

第一章では、かねてより出す予定でした中山さんが、メンバーとして
新たに合流します。パスカルだけでは拭いきれなかった、鈴仙の心の弱い部分を、
彼との交流によって成長させたいと思っています。
ゲームバランスは…心配しなくても、先のシーンから解るように、敵チームが
強化されているのできっと大丈夫です。
(パスカルが加入せずともキャプ森キャラは多数加入していました) 省9

[421]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 22:33:10 ID:???
                                     ――19●●年、3月1日。

中山「あれからもう、半年か…」

人の住む気配の全く感じられない山奥に、中山は居た。
うっそうと茂った森、手の加えられていない小川。
彼は杖をつきながら、ふと顔を上げる。

中山「某県某所にあると言われる廃神社、か。
これで合っていると良いんだが――」

そう一人ごちながら、中山は振り返る。
今までの自分を。自分がそこに至った経緯を――。

[422]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 22:35:03 ID:???
(*2さんの文章を流用、改変して使っております。ご了承ください)
                                     ――19●★年、夏。

ジリジリと蝉の声の聞こえる街中。森崎達にとっての夏は、とりあえずの一区切りを迎えたが。
日本の息苦しい夏はまだまだ終わる気配を見せなかった。
それでも、木陰のベンチにいると、息苦しさは感じられず。爽やかな夏の伊吹を楽しめた。 省48

[423]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 22:36:03 ID:???
森崎の問いかけに対し。中山は無言。それはつまり――。

森崎「中山!」



中山「ああ、その通りだ。俺はもう走る事も、ボールを蹴る事も出来ない」



森崎「そ、んな………」

残酷な現実。それを意味していた。

[424]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/27(水) 22:37:03 ID:???
中山「今なら三杉の気持ちが分かるぜ。翼の師匠のロベルトって人も居たな…
サッカーが、大好きなサッカーが出来ないって…こんな気分なんだよ」

中山は、遠くの空を見上げる。
人は実際に同じ境遇に合わないと、その人を理解できないとは良く言われるが。
中山もまた、こうした身となって、彼らの事を始めて理解したのだろうか。

森崎「……………」

ジリジリ、ジリジリ…。
最早何も言えない森崎。蝉の鳴き声がやけに大きく聞こえる中、二人はそこに座り続けていた。
省28


0ch BBS 2007-01-24