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1- レス

【主人公】鈴仙奮闘記【永琳に交代?!】


[442]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 22:56:33 ID:RLPoaLtM
霊夢は、そんな中山に対して…。

先着1名様で、

★霊夢の返答→! card★

と書き込んでください。マークで分岐します。

ダイヤ→「そんなモン、いらないわよ。気持ちだけで十分」
ハート→「それなら、美味しいお茶菓子でも持ってきてもらおうかしら」
スペード→「それなら、今度御賽銭でもしに来てくれない?」
クラブ→「5000円。一か月以内にね」
クラブA→「それじゃあ、ケガが治ったら、今度私の作るチームでプレイしてみない?」 省2

[443]森崎名無しさん:2013/03/28(木) 22:56:48 ID:???
★霊夢の返答→ スペード2

[444]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 23:19:14 ID:???
★霊夢の返答→ スペード2 ★
スペード→「それなら、今度御賽銭でもしに来てくれない?」

中山「何かと思えば、やっぱりそれか。それならば、やらせていただくよ。
――今度は、もっと大きい金額で」

中山は霊夢に向かって笑顔を見せる。霊夢もそんな中山に向かって、笑顔を返す。
それは今までのスレた印象とは違って、年相応の、あどけなく可愛らしい少女そのものであった。

霊夢「(大きい金額!? ってことは少なくとも千円。いや、一万かしら? 省9

[445]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 23:20:25 ID:???
竹林の中にあるという診療所――名を永遠亭と呼ぶらしい――に向かう道中、
妹紅は中山に話しかける。
永遠亭に向かう道中、彼ら二人は会話を交わすことで多少なりとも打ち解けあっていた。

妹紅「でも中山君、あなたってすごいわね。 サッカーの為にここまでするなんて。
こんな無茶苦茶なやる気と気合い。そして実行力のある人間なんて、
私のもう千年くらいにもなる人生の中でも始めてだよ」

中山「ハハ…ありがとうございます(今、千年くらいって言ってたよな…。 省42

[446]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 23:21:26 ID:???
中山の脳裏には、もうすでに大会の様子が目に映っていた。
森崎と共に、全日本のゴールを守る自分の姿。
かつてはテレビでしか見る事しかできなかった各国の強豪選手達と、
実際にフィールドで戦っている自分の姿。
そして。全幻想郷代表を含めたすべての代表を撃ち破り、
優勝のトロフィーを大きく抱える自分。――自分達の姿。

中山「(森崎。待っていろよ、俺はここでお前達に追いつき、そして肩を並べる。
そして、俺はお前と共に戦えるようになる。なってみせ――)あいたっ!?」
省10

[447]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 23:22:26 ID:???
いったんここまで。次からは、再び鈴仙に視点が戻ります。

[448]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 23:53:35 ID:???
藤原妹紅が永遠亭を訪れたのは、深夜だった。
応対係の鈴仙は、玄関から絶え間なく聞こえる物音にようやく気付き、
ブラウスだけを軽く羽織るように着て、玄関へと飛びだす。

鈴仙「どうしましたか! まさか、急患!?」

妹紅「その通り、急患だよ。薬師を呼んでくれないかしら?」

鈴仙「は、はいっ! 只今っ!」

鈴仙はあわてて師匠――八意永琳の私室をノックする。

永琳「どうしたの、ウドンゲ。こんな深夜に」
省19

[449]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 23:54:36 ID:???
永琳「―――経過は順調。 明日の朝にはもう、普通に歩けるようになるし。
サッカーとかも、夜にはもうできるようになるわ」

中山「し、信じ、られない…」

――結論として、中山の手術はいとも簡単に終わった。
鈴仙が大した介助をするわけもなく、局所麻酔を打ち、幹部の神経を
つなぎなおし、継ぎ足し、薬で修復し。言葉にすると簡単だが、
常人には到底できないような医療技術をふんだんに駆使した結果。 省39

[450]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 23:55:36 ID:???
永琳「さ、というわけで今日はもう寝なさい。睡眠こそが最大の治療薬よ。
ウドンゲ、病室まで案内を」

永琳がそう言って、話を切り上げようとした矢先。

中山「あの…お代は。 ――俺、今実は持ち合わせが殆どなくて」

中学生が、病院を抜け出して県外の山奥まで行ったのだ。
わずかな資産をやりくりして、本当に奇跡のような確率を切り抜け、ここに至ったのだろう。
しかし、中山の総資産は、107円しか無かったのだ。

永琳「ああ。お代ね。その事についてなんだけど――」 省6

[451]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/28(木) 23:56:54 ID:???
永琳「あなたが私達のチームに入ってくれるというなら、無料でいいわ」

中山「…は?」

永琳「もう一度言おうかしら?『あなたが私達のチームに入ってくれるというなら、無料でいいわ』」

中山は呆気にとられた。否、呆気にとられざるを得なかった。

永琳「私達は来る10月の全幻想郷選抜大会に出場する。そのためには貴方のような優秀な外来人の
サッカー選手が必要なのよ。
――ああ、心配しなくても。この大会に出たからって、全日本の代表に呼ばれないとかはないと思うから」 省47

[452]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/03/29(金) 00:03:12 ID:???
すみません、結局本日も文章パートを終わらせることができませんでしたが、
今日の更新はここまでにしたいと思います。
明日は、
・文章パートの最後部
・チュートリアルイベント
を終了させることを目標として行きたいと思います。
今日は判定が1度しかなく、退屈な思いをさせてしまい、申し訳ございませんでした。

皆さま、本日も、文章を読んで頂きありがとうございました。


0ch BBS 2007-01-24