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【タイガー&】鈴仙奮闘記4【バニー】


[383]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/05/22(水) 22:39:57 ID:???
そして、こちらはヒューガーズ側。
真正面からゴールを奪われた若島津はやはり憮然とした表情を取り続けてきた。

若島津「(……足りん。力が足りん! このままでは、俺は日向さんの傍に居る資格すらない…)」

力を信条とする若島津は、自らの無力さについて人一倍敏感だ。
しかも、相手のシュートは全く正統派なパワーシュート。
このシュートに押し負けたということは、完全に自分の力不足を証明することとなってしまった。

日向「……まだ1点だ」

日向は一方で、若島津の失点にさほど感心を抱いてはいなかった。

日向「(…雑魚が。失態の後決まって御託を並べてくる反町よりはマシだが、
黙っているだけでは実力は向上しない。悔しければ、プレーで挽回してみせろ)」

孤高の暴君である日向にとって、味方の失敗など関心がない。
当然、それが原因で敗北した場合には失望はするだろうが、心からの物ではない。
――結局、彼にとっては自分の力により勝つか。それが及ばず負けるか。
個人的な勝ち負けの方が、全体での勝ち負けよりもより興味深いものと考えていた。

夢美「…さて、念願のこっちのキックオフだけども。次はどうやって攻めて行くつもりかしら、社長?」

夢美もまた、今の失点には見事に無関心で。冷静に次の戦術について想いを馳せていた。

日向「フン。そうだな―――」


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