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【皇帝は】キャプテン森崎45【王国に挑む】
[268]代理:2013/10/24(木) 02:52:55.66 ID:MOutQ6Vu
メッツァ「(…相手の予想通りだろうけど、シュナイダーの体力を余らせないのが一番か)」
バコッ!
放送「ここでシュナイダーくんにパスが通った!ドトールくんとアマラウくんが詰めに行く!
ここで抜かせてしまってはドイツのシュートチャンスになってしまう!」
メッツァは悩んだ末にシュナイダーを頼る事にした。マーガスとカペロマンがしっかりマークされており、
ポブルセンが先程防がれていてはもうシュナイダーの個人技に頼る事しか思いつかなかった。
省24
[269]代理:2013/10/24(木) 02:53:27.28 ID:MOutQ6Vu
しかしシュナイダーはアマラウのサポートを受けるドトールにしっかりマークされており、
ドリブルで抜き去る事が出来ずボールをこぼされてしまう。これをカペロマンがフォローしたが、
すぐにでもジェトーリオに追いつかれそうになったカペロマンはすぐ撃つしかない。
ジェトーリオ「あれっ?いいのかなー、君サイドじゃないと役立たずじゃん」
カペロマン「余計なお世話だ!くらえっ!」
グワアアアアアアアアアッ!!
省28
[270]代理:2013/10/24(木) 02:53:58.22 ID:MOutQ6Vu
ゲルティス「キャッチ成功」
カペロマン「…くそっ!」
放送「しかし止めたーーーっ!!ゲルティスくん物凄い反応速度でガッチリキャッチ!
左右にあれ程ぶれるシュートを迷いなく正確に掴み、トレードマークのダークイリュージョンの
凄さを見せつけました!流石はACミラン所属のキーパーマシンです!」
観客「よっしゃー!流石ゲルティス!」「どーしたドイツ!全然ダメじゃないか!」
赤井「出たっス!あれがゲルティスのセービングです!」
省40
[271]代理です。:2013/10/29(火) 01:14:37.89 ID:fNlvc22m
ゲルティスがあっさりサイドワインダーをキャッチした事で、当然またブラジルの攻撃が始まる。
ここでシュナイダーは決断を迫られた。
シュナイダー「(…戻るべきか、戻らぬべきか…)」
この試合彼はここまでカウンターに備え前線で張っていた。
基本的に彼は典型的なストライカータイプで、守備は前線では行うが自陣奥深くまで戻る事は殆どない。
こう表現すると人によっては守備貢献をしない我儘なFWと評するかも知れないが、
省64
[272]代理です。:2013/10/29(火) 01:15:41.23 ID:fNlvc22m
ルディ「(ダメだ…!いっそ私が無能ならまだ良かった!それなら打てる手が何かしらあった筈なのに!
今のままでは選手達が耐え抜き、反撃の機会をみつけるまで待つしかない!…なんと無力な監督だ)」
結果、ルディ監督は動きたくても動けなかった。
最初からベストメンバーを出しているのだから流れを変えられるスーパーサブなど居ない。
またドイツユースにはユーテリティプレイヤーが少なく、特に大胆にポジションチェンジ出来るのは
省64
[273]代理です。:2013/10/29(火) 01:16:46.35 ID:fNlvc22m
つまり、彼らはシュナイダーに守備に戻って欲しかったのである。
カルロス「(作戦は7割がた成功している。2トップ対策、攻撃権の独占、シュートラッシュ…
全て実現出来ているが、ミューラーが予想以上に固い事とシュナイダーが守勢に
回ってくれていないのが問題だ。奴を自陣に閉じ込めれば9割がた勝利が決まるんだが…)」
シュナイダー「(…戻らない。俺は戻ってはいけない!)」
省37
[274]代理です。:2013/10/30(水) 23:54:23.65 ID:R7VaNLf4
後半23分、またしてもドイツ守備陣を引っ掻き回して作ったチャンスで
シュートを撃ったのはザガロだった。
グワァアアアアアアアッ!!
ザガロ「そろそろ諦めやがれ!ぬぉおおおおおお〜っ!!」
バッグワァアアアアアアアアアアアアアアン!!
ギュルギュルギュルギュル!
放送「ザガロくんのダブルイール!今度こそ決まるか?」
ミューラー「諦めるのは貴様らだ。その程度のシュート、何本撃とうと…」
バッ!
省29
[275]代理です。:2013/10/30(水) 23:54:59.84 ID:R7VaNLf4
放送「しかしこれも防がれました!まだ得点は…あっと、これをフォローしたフライハイトくん
ドリブルで上がり始めた!攻められっぱなしに堪らずオーバーラップで打開を図ったか?」
サンタマリア「(唯一のブロッカーであるフライハイトが上がってきたか…奪えばチャンスだ!)」
フライハイト「(…ドリブル勝負は危険だ。パスがベターだが、ベストな選択は…)」
この時フライハイトは自分がブラジル陣内まで攻め込むつもりはなかった。
省35
[276]代理です。:2013/10/30(水) 23:55:36.60 ID:R7VaNLf4
カルツ「(強い奴が勝つんじゃない、勝った奴が強いんだ!ってのはウチのキャプテンの座右の銘でな。
俺はその心がけで何もかも俺より上を行く天才に勝った事がある。今回もそうさせてもらうぜ!)」
サンタマリア「くっ、マウリシオ!フォローを…」
カルツ「遅いぜよ!」
ガガガガッ!
ドゴオッ!
サンタマリア「ぐはぁ!」
不意をつかれたサンタマリアはカルツを止める事が出来ず、自陣内への突入を許してしまった。
省39
[277]代理です。:2013/10/30(水) 23:56:48.42 ID:R7VaNLf4
ジェトーリオ「もう、何やってるのさ!マウリシオ、マーク代わって!フリーにしなきゃいいから!」
マウリシオ「お、おう!」
ゲルティス「シュナイダーとマーガスのマークを外すな。カルツの突破にも備えろ。
カペロマンとポブルセンは撃たせてもいい、俺が止める」
ドトール・アマラウ・ディウセウ『おう!!』
シュナイダー「(対応はしているが、焦り出したな…完璧な守りなどない。
相手がリスクを覚悟すれば尚更の事だ…いける!)」
省29
[278]代理です。:2013/10/30(水) 23:57:21.32 ID:R7VaNLf4
カルツの狙い。それは自分のドリブルでブラジルの守備をかき回してからマーガスを使う事だった。
無論ただ単にマーガスに上げるだけではアマラウとディウセウの二人がかりにやられる確率が高い。
放送「カルツくんボールを横に浮かせた!これにマーガスくんが合わせに…
あっと、クリアに行っているのはディウセウくんだけだ!?アマラウくんダッシュが遅れている〜っ!!」
ディウセウ「いっ!?オラだけかよ!」
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0ch BBS 2007-01-24