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【行く風に】鈴仙奮闘記8【夏を知る】


[519]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2013/08/24(土) 21:36:22 ID:jahGYg2I
【姫様、ちょっと強くなる?】

輝夜「あ、イナバ? ちょっとご飯終わったら私の部屋に来てくれない?」

鈴仙がパスカルと特訓をした次の日朝食後に、鈴仙は輝夜に呼び出された。

鈴仙「(えっ…? 私今なにかしましたか、姫様…?)」

とうとうクビにされるのか、等と冗談半分本気半分に考えながら鈴仙は
永遠亭の長い廊下を渡り、輝夜の部屋の襖を開ける。

輝夜「あ、来たわねイナバ」

鈴仙「あの……姫様。 一体何用で私を……」

輝夜が鈴仙を自分から自室に呼ぶ事は大変珍しい。
鈴仙はあくまで永琳の弟子であり従者であるから、永琳越しに輝夜の命令を受ける事はあっても、
こうして正式に部屋まで招待される事は少ないのだ。
(出会いがしらに雑件(パシリ)を要求されることは多々あるのだが…)

輝夜「大丈夫、そんなに緊張しなくてもいいわ。 だって今日は、貴女を褒めるのが目的だったもの」

鈴仙「えっ、褒める……?」

輝夜「――私の言いつけ。『永遠亭ルナティックスを優勝させる』を実現するために、
練習を頑張ってくれてるじゃないの。夕べもパスカル君と練習してたし」

鈴仙「え、知ってたんですか姫様…?」

輝夜「腐っても永遠亭の主だものね! そのくらいは当然よ!」

鈴仙「は、はあ……(仮にそうだとしても、悲しくなるので自分で『腐っても』とか言わないで下さい、姫様……)」


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