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1- レス

【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】


[137]森末(仮):2013/11/02(土) 23:26:29 ID:???
そして後半。
比良戸はやはり佐野を攻撃の中心として使い、次藤は守備に専念をする。
これ以上点を奪われる訳にはいかず、比良戸としては苦渋の決断だった。
対してふらのは松山が下がり目の位置に入って佐野へのマークにつき、板野を攻撃の中心として使っていく。

そうしてしばらく、後半がはじまって12分に再びふらののチャンスがやってきた。
佐野の何度目になるかわからない突破を、松山がまたも防ぎ山室を使って攻撃を開始。
ドリブラーとしてそれなりの練習を積んできた山室を比良戸守備陣は止める事が出来ず、ボールはゴール前の板野へと渡る。

板野「ナイスパス、山室!」
次藤「安倍、秋沢、ついてこい! ここで止めるタイ!」

ボールを受けた板野は当然ながらそのままシュートを打とうとするが、次藤はそれを許さない。
なんとしてもこれ以上の失点をする訳にはいかないとDF達を引き連れ、
打つ前に止めてやろうと豪快なスライディングタックルで板野へと襲い掛かる。

板野「う……おおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!」
次藤「な、なにィ!? ぐほぉっ!?」
安倍「じ、次藤!?」

しかし、この対決は周囲の予想を裏切る形で決着がついた。
板野がドリブルが上手い事は既にある程度観客たちに認識されており、パワーはあるもののそれは体格の異なる次藤には負ける。
マグナムシュートという強烈なシュートを打てる強靭な脚力はわかっていたのだが、
肉体をぶつけ合う勝負でなら次藤有利と思われていたのだ。
だが、結果はスライディングにいった次藤が板野に逆に吹き飛ばされるというもの。
これには観客たち、そして比良戸のメンバーも驚くのだが、当然板野はそんなものを気にしている余裕などない。
次藤がいなくなり空っぽも同然と言える比良戸ゴールへとマグナムシュートを放ち、追加点を取る。

こうして板野はこの試合3点目を決め、ハットトリックを達成したのだった。


0ch BBS 2007-01-24