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【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】
[139]森末(仮):2013/11/02(土) 23:28:38 ID:???
佐瀬「うおおおっ!(ここで失点してたまるかー! したら俺達守備陣の責任になる!!)」
佐野「そんな!?」
しかし、これはふらののDF――佐瀬の渾身のブロックでこぼれ球となる。
技は優れていたも、やはり佐野は根本的な力があまりに足りていなかった。
コースさえ読めれば、そのオーバーヘッドキックをブロックする事は容易とはいかずとも可能だったのである。
実況「防いだ! ふらの、またも防いだ! 佐野くん、最後の力を振り絞ってオーバーヘッドキックを見せましたが通用せず!
そして零れたボールには……板野くんと次藤くんが走り込んでいる!
巨漢と小柄、まるで巨人と小人であります! しかし、板野くんのパワーはこの試合でも存分に見せてもらいました!
果たしてこのボールを奪取するのはどちらか!?」
次藤「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
板野「絶対に奪う!」
バコンッ! ガチィィッ!!
板野「うわっ!?」
次藤「ぬぐっ!?」
零れた低いボールに殺到をした次藤と板野は、ほぼ同時にボールに向けて飛び……。
そしてボール越しに互いのパワーを激突させた後、両者共に吹き飛んだ。
どちらもボールを奪う事は出来ず、勝負は痛み分け。
だが、なおも転々とするボールは板野の後ろに控えていたふらののキャプテン――松山が見事に拾うのだった。
松山「よくやった、佐瀬、板野! さぁ、最後の攻撃だ! ここでもう1点を取るぞ!」
ロスタイムに入り、もはや守備を気にしなくともよくなった松山。
彼はボールを拾うと同時に仲間たちに激をとばし、颯爽と上がり始めた。
当然ながら比良戸も戻りながら守り、松山にあたっていくが、
次藤程の守備に秀でた選手でなければ松山の突破を止める事など不可能である。
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0ch BBS 2007-01-24