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1- レス

【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】


[152]森末(仮):2013/11/03(日) 00:39:22 ID:???
>D.「次は絶対に止められないようなシュートを打ってやるからな!」 二度と次藤にブロックを成功させないと宣言する
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板野としては、今大会、若島津の牙城を崩すためにと開発していたマグナムシュートを、
若島津以外の者に止められたというのは大きなショックであった。
次藤の頼りがいについてはキャプテン森崎を読んでいて十二分にわかっていたが、それとこれとは話が別である。
もう二度と次藤でもブロック出来ない程のシュートを打ってみせると宣言をすると、次藤は最初驚いたように目を点とさせたのち、
すぐに大声を上げて笑い始めた。

次藤「ガッハッハ、勝ったばかりなのに、わいはそれでまだ満足しとらんのか」
板野「そりゃそうだよ! 今大会、無敵のマグナムシュートって実況から何度も言われてて良い気になってたのにさ。
   このまま誰にも止められないまま、優勝旗を掴むつもりだったのに!」
次藤「フッ、ふとかのう。 ばってん、それくらいでなきゃ面白くないタイ。
   一年間だけと思っていたサッカー……ワシもわいのシュートを完全にシャットアウトし、
   勝つまでは辞める訳にはいかんようになったタイ」

豪快な男、次藤にとってこの板野の発言は喜びに近いものであった。
自分の実力を判断できない程の愚か者は論外であるが、実力を持っているにも関わらず気弱な者というのも次藤は好いていなかった。
その点、板野は小さな体には不釣り合いなほどのパワーと、それ相応のプライドを持ち合わせている。
それでこそ自分を下した男に相応しいと、次藤はどこか納得をするような面持ちで手を差し出した。

次藤「次に会う時を楽しみにしてるタイ」
板野「ああ(……大会終わったらすぐ会えそうだけど、言うのは野暮だろうな)」

こうして2人は握手を交わし、再会を約束する。
板野はもう二度とシュートを止められる訳にはいかないと情熱を燃やし、
次藤はサッカーの楽しさと厳しさ、両方を教えて貰ったが為の快活な笑顔を浮かべ。
今大会最強のストライカーと、今大会最大級の壁の試合は終わりを告げた。


0ch BBS 2007-01-24