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1- レス

【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】


[204]森末(仮):2013/11/04(月) 23:30:59 ID:???
>★荒鷲の記憶→ ダイヤ10 ★
>汗水たらしながら練習をしてきた日々だった。 松山「(俺達は勝つ為に戦ってきたんだ……拘ってる場合じゃない!)」
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松山の脳裏に過ぎったもの、それはこれまでの北海道で明け暮れた練習の日々だった。
公立校でありながらふらの中学が全国大会準決勝まで勝ち残れたのは、偏にその練習量に起因する。
強豪校にも負けない程のハードワーク、キャプテンである松山自らが課した綿密な練習スケジュール。
太陽が昇る前から朝練をし、太陽が消えても居残り練習。
冬になれば体育館を借りて練習をし、使えない日は雪かきをしてまで練習をしてきた。

松山「(俺達は……俺は、どうしてそこまでして練習に練習を重ねてきたんだ……?)」

自問自答をするが、松山の中で答えははっきりしていた。
これまで積み重ねてきた練習の日々、その原動力となったのは『全国大会優勝』それを目指す為だけである。
それがわかった瞬間、松山の意固地とも言える意地に近い若島津への執念は……、
消え失せこそしなかったものの、然程重要なものではなくなった。
それよりも大事なのは、自分たちが真紅の優勝旗を掴む事。
その為ならば万全の態勢で挑むべきだと、松山は自分で納得をしてみせた。

松山「……わかった。 俺がDFをやろう」
ふらのメンバー「おおっ……」「マジで?」「キャプテンが守ってくれるなら、無失点にだって出来る筈だ!」

そして松山が決意した事――明日の試合、自分がDFとして出場をするという旨を伝えると、
一同からは驚きによるどよめき声が発せられた。
板野を含め、松山と若島津との小学生時代からの因縁はふらのメンバーにとっては周知の事実。
松山がDFとして出場をするという事はその因縁に蹴りをつける事を自ら否定したと取れるのだが、
いずれにせよ多くの者達は松山が守備に参加をしてくれるのなら自分たちも幾分か楽が出来る筈だと考えた。


0ch BBS 2007-01-24