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1- レス

【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】


[210]森末(仮):2013/11/05(火) 00:09:45 ID:???
>A.「なら、努力するしかないよね。 才能の無い奴は、努力をしなくちゃ」 ボールを手に取ってみる
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一見すれば弱音にしか見えない松山の発言。
しかし、この1年間松山と共にふらので過ごし、
そしてそれよりも以前から松山光という男について知っていた板野は、彼が何を言いたいかを瞬時に察知した。

板野「なら、努力するしかないよね。 才能の無い奴は、努力をしなくちゃ」
ふらのメンバー「へっ?」「板野……?」「なんでボールを……(ま、まさか……)」
松山「板野……」

『才能の無い奴は努力をするしかない』
それは、かつて板野が原作を読んでいて感動をした松山の一つの台詞であった。
松山光という男は、努力家である。
無論、努力をせずして成功をする者はいないのだが、彼が原作でも本編でも散々才能が無いと言われ、
努力だけで全日本を代表とする選手の一員となったというのは事実である。
そんな彼がこの場に来て、あんな弱気に見える発言をする意図はわかりきっている。

『まだ実力が不足していると思うのなら、努力をしよう』

即ち――今から練習をしようと言いたいのだと、板野は理解したのだ。

松山「そうだ、板野の言うように俺達は努力をするしかない。
   相手は私立の、しかも選りすぐりのスポーツ特待生を有する学校なんだ。
   俺達が努力をしても逆立ちしても敵わないかもしれない……でも、その差を埋める為にも練習をするしかないんだ!」

そして、その板野の推察は正しかった。
ここまでのミーティングで改めて東邦学園がこれまでの敵とは全く違う強敵だと認識した松山は、
今からでも少しでも差を埋める為に練習をしようと言い出したのである。


0ch BBS 2007-01-24