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【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】


[223]森末(仮):2013/11/05(火) 01:14:04 ID:???
原作をして、翼に『君こそがキャプテンに相応しいと思っている』と言われた松山。
そのリーダーシップと誠実さは疑うべくもなく、実力的にも全く問題が無いと言える。
そして、何よりも板野住明自身――彼もまた、この世界を代表する選手に成長しつつあると自信を持っていた。
まだ実力的には松山には及ばないかもしれない、だが、その余りある知識と努力の数。
何よりも意気込みだけは、誰にも負けないと自認をしていた。

板野「(俺達2人がいれば、怖いものなんて無い筈なんだ……。
    明日の試合、そして決勝の南葛戦……それを証明する為にも、負けられないんだ!)」

力強くボールを返しながら、まずは明日へと思考を切り替える板野。
若島津を中心として反町、沢田、小池と粒ぞろいの選手を揃えた東邦学園。
間違いなく強敵であるが、だからといって負ける気など毛頭ない。
チームワークが最大の売りであるふらの中学、その中でも実力的に二大巨塔と言える板野と松山。
自分たちの力を合わせ、そして2人の実力を見せつければ……必ず勝てる筈だと、確信に近い感情を得る板野。

この時、板野ははじめて森末と出会い、中学を選択した時の事を思い出していた。
南葛というタレントが豊富な中学を蹴り、若島津という守護神のいる中学を蹴り、何故ふらの中学を選択したのか……。
それはきっと、この時の為――。

松山光という男とコンビを組み、世代を代表する選手として……チームとして、活躍をする為なのかもしれないと不思議な事に板野は思った。

板野「(そうだ……俺達が、俺達こそが……!)」
松山「(板野!)」
板野「(ふらのの……いや、日本を代表する……『ゴールデンコンビ』なんだ!!)」

ポンッ グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!

板野「ツイン……!!」                    松山「シュートだァアアアアアアアアアッ!!」

バギュウッ! ブギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!

パァンッ!!


0ch BBS 2007-01-24