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1- レス

【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】


[255]森末(仮):2013/11/05(火) 23:38:19 ID:???
>C.「(板野くんはようすをみている……)」
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何を言うにも憚られる、そんな不思議な緊張に苛まれた板野は思わず口を噤み、場を静寂が支配する。
しばらくそうしていたのだが、この沈黙を打ち破ったのはやはりキャプテンの松山だった。
じっとハチマキを見つめていたかと思えば、松山はくるりとメンバーの方へ向き直り、元気に、大声で言葉を発する。

松山「よし、折角マネージャーが作ってきてくれたんだ! 今日はこれをして試合をしようぜ!」
ふらのメンバー「お……おう!」「賛成賛成!」「(恥ずかしいけど……断れる雰囲気じゃない……)」

藤沢が、この試合――この大会に挑むふらのを少しでも応援する為にと作ったハチマキ。
それをつけずに試合に挑むという選択肢は、松山の脳裏にはなく。
メンバー全員にそう宣言をすると、それを否定出来る筈もなく一同は肯定をする。
こうしてふらの中学は今日の試合、ハチマキを締めて臨む事を決めると、
早速マネージャーたちの手によって各々にハチマキが配られ始める。

町田「これ、美子が1本ずつにみんなの背番号の刺繍をしたのよ」
松山「俺のはあるか」
藤沢「……はい、松山くん」
松山「おう、サンキュー……よし!」

藤沢から手渡されたハチマキを即座に締め、キリッと凛々しい表情で試合時間を待ち始める松山。
板野もまた、町田からハチマキを手渡されそのハチマキをじっと見つめるのだが……。

板野「(松山のハチマキにはI LOVE YOU YOSHIKOって刺繍があるんだよな。
    俺にも、何か刺繍があったりして……なんて、ロクに女の子とも知り合えてないからそりゃ無理か……)」


0ch BBS 2007-01-24