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1- レス

【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】


[433]森末(仮):2013/11/10(日) 01:24:41 ID:???
>A.迷う事はない! マグナムシュートだ!
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この時、板野はどうするか一瞬迷う。
三杉と共に行ったミーティングでは一対一を狙いに行く話になっていたが、先ほどそれは止められた経験がある。
折角のシュートチャンスで、打たないまま潰してしまうというのはもったいない。
だが、かといって若島津を相手にしてはゴールを決められるかどうかというのも微妙な話であった。

板野「(作戦だと一対一を狙っていく事になっていたけど……)」

そして、迷いながらゴールへと視線を向け……板野は見た。
シュートを打ってこいと無言でこちらを挑発するかのようなまなざしを向ける、若島津の姿を。

若島津「…………」
板野「(そうだ……! 俺は……若島津からゴールを奪う為に、"このシュート"を開発したんだ!!)」

それを見た瞬間、板野の身体を熱いマグマのような感情が駆け巡る。
1年前のあの時、悔しい思いをした夜の空き地での出来事。
今年の3月、先ほど小池が感じた不甲斐なさと同等かそれ以上の屈辱を味わった東邦学園の練習場での一場面。
それらを払拭する為にと練習に精を出し、頼りになる者の助言を聞き、必殺技を編み出してきた北の大地での日々を。

既に板野の心に迷いはなく、彼はただその右足を大きく振りかぶる。

グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

板野「勝負だ、若島津!」
若島津「……来い!!」


0ch BBS 2007-01-24