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1- レス

【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】


[670]森末(仮):2014/02/26(水) 22:59:02 ID:???
>A.何も問題はない。さあ、キックオフだ!
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板野「(いや……どっちにしろ、もう後がないんだ!
    ここは守りの事なんて考えず、攻めに全力を注ぐしかない!)」

こうして作戦も決まった所で、一同はポジションへと散らばっていく。
板野はなんとしても同点にし、明日の決勝へと望みをつなげる為に、
そして他のメンバー達は内心辟易しながらも、それでも体面上は逆転を目指して。
そんな彼らの姿を見ながら、松山もまた所定のポジションへとつき頭に巻いた鉢巻を結い直しながら思いにふける。

松山「(板野を除けば、小学生時代からずっと同じメンバーでやってきたこのふらの中学……。
    でもこの中学三年の夏、この大会がこのメンバーでやるのは最後なんだ。
    負けたらその試合が俺達全ての最後の試合になる。
    ……負ける気なんて毛頭ない、だけど、やるからには全部を出し切りたい。
    最後まで頑張ろう、皆! 残り15分……全てを出し切ろう!!)」

熱い思いを秘めながら、全員の姿を目に収めつつ、次いで観客席へと目を向ける松山。

松山「(藤沢……見ててくれよ。 俺達は……まだ負けない、必ず俺達が優勝旗を掴んでいる姿を、お前に見せて……。
    そして、笑顔でお前と別れたいんだ!)」

(松山の中では)頼れる仲間たち、そして思い人への感情を確認しながら、気合を入れ直す。
北海の荒鷲、松山光。
この試合、ここまで作戦の為にDFとして働き、攻撃には殆ど参加してこなかった彼は、
残りの15分間――本職であるOMFとして最大限のパフォーマンスを発揮すべく、
己の感情を高ぶらせ、キックオフの笛を待ち構えるのであった。


0ch BBS 2007-01-24