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【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】


[682]森末(仮):2014/02/26(水) 23:51:26 ID:???
小池「ええい、反町め! 容易く抜かれおって!」
沢田「(僕が言えた義理じゃないけど、反町さん……パスカットは苦手だからな。
    でも、奪えないレベルではない筈だ……このまま一気にゴール前まで進まれたらまずい!)小池さん!」
小池「おう!」

松山の突破を見て、小池は悔しそうに歯噛みをするも冷静に場を見ていた沢田に促され2人がかりで松山へとプレスをかける。
沢田は若松とのパスコースを牽制しつつ、小池は小田とのパスコースを牽制しつつの動きだが……。
それらのパスコースへは目を向けつつも、松山はちらりと視線の端で本命の選手へと合図を出す。

松山「(この距離なら……よし、いける!)板野!!」
板野「ああ!!」
沢田「えっ……い、板野さん!?」

ここまでの試合で、殆どパスを出す場面を見せておらず、殆どがドリブルでの突破とマグナムシュートでの得点という印象を与えていた板野。
そんな板野と松山が、まさかここでワンツーで突破をするとは思っていなかったのか、
沢田は素っ頓狂な声を上げながらも慌ててパスコースを防ごうと方向転換。
最前線にいるFWの板野と、上がり始めたとはいえMFである松山の位置関係上、その間には隙があるかと思われていたが……。

ヒュッ! バンッ!! ダダダダッ!!

沢田「(!? 早い……!? なんて早いパス回しだ! これじゃ間に合わない……)でぃ、ディフェンダー!!」
山辺「お、おう!」
高島「くそっ、このまま進ませてたまるかよ!!」

そのあまりに早いパス回しは、先ほどの若松とのワンツーの時のそれよりも数段上。
沢田はただ見守る事しか出来ず、DFに指示をとばし、まだ近くにいた為に反応が出来た小池に後を託すしか出来ないのだった。


0ch BBS 2007-01-24