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1- レス

【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】


[710]森末(仮):2014/02/28(金) 00:05:49 ID:???
長野「見てて手に汗握る展開だな……ふらのは凄い粘りだぜ」
井沢「だけどそろそろ決めないと時間的に逆転は難しいな。
   よくてPK狙い……攻撃に失敗してカウンターを食らえば、駄目押しの2点目を献上する可能性だってある」
滝「ああ……まずはここをキープしきれるかどうかだぜ」

この試合、勝ちあがってきた方を相手に決勝戦を戦う事となる南葛は、真剣なまなざしでフィールドを見守る。
どちらが上がってきても、相手にとって不足はない強豪校同士。
しかし、状況を見る限り……ふらのがここから逆転をするのはやはり難しいのではないか、と、
ボールホルダーとなったふらのの右サイドハーフ、若松に迫る選手を見やりながら息を呑む。

若松「板野、早く立ち上がれ!(そして早く俺にボールを手放させてくれ!)」
板野「ご、ごめん! 若松、なんとかキープしてボールを……」
沢田「させません!」
若松「げぎょっ!?」

板野と松山の高速ワンツー――ゴールデンコンビによって完全に振り切った筈だった東邦中盤の要、沢田。
あのまま一気に攻めきれていれば戻る隙すら与えずにシュートまで持って行けていただろうが、
東邦が何度もボールを弾き返し、時間を消費する間に当然守備に戻る事は出来ていた。
オフェンスに比較をすればやや軽めであるが、それでも他の選手とは一線を画す沢田の守備力。
そして、ボールを奪った後のボールキープ能力。
いずれもこの状況において、ふらのが1番相手をしたくない相手と言えるだろう。

沢田「(ここでボールを奪って……反町さんとのワンツーリターンで一気に突破!
    その後は守備陣が一人も残っていない以上、GKだけが相手だ! 駄目押しの2点目を入れて、試合終了だ!!)」
若松「(うわあああああ、なんでこんな時によりによって俺はボールをフォローしちまったんだー!!)」


0ch BBS 2007-01-24