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【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】


[751]森末(仮):2014/03/01(土) 18:45:08 ID:???
>A.「あと1点! もう1点を取って逆転だ!!」 天に向けて指を指しつつ逆転宣言をした。
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小池「な、なにィ!?」
若島津「ちっ……!(調子に乗ってくれているな……)」

板野はこの勢いに乗って一気に逆転だと、天に指さし高らかに宣言をする。
そのポーズはまさしく、猛虎・日向小次郎が南葛中学対東邦学園との試合で見せたもの。
彼は本編においてはその後宣言通りに2点、3点と得点を重ね、
何度やられかけても食らいつき、最終的には延長戦にまでもつれ込んで南葛と優勝を分け合った。

この試合は準決勝、延長は無いものの主人公チームと東邦との試合という点では同じ。
立場こそ違えど板野がポーズを取ると誰もが注目をし、唖然とするのだが、
それを見て若島津は強く歯噛みをして地面を強く叩くと立ち上がり、
同じく板野に向けて敵意の籠った視線をぶつける小池に向けて口を開く。

若島津「さっさと1点を取って来い。 このままアイツの言うように逆転させるつもりなんて俺には毛頭ないぞ」
小池「わかってるって! お前こそ今度はしっかり守れよ!」
若島津「当然だ、あいつの隠し玉は確認した。 二度目は無い……。
    (残り時間を考えればアイツらにシュートチャンスは1度あればいい方だが……次があれば飛び出して潰してやる……)」

ここにきて連続無失点の記録が途切れた事に対し、若島津がショックを受けていなかったかと言えばそういう訳ではない。
だが、彼は肩を落として失点を嘆くのではなく、前を向いて今の試合に集中をしようとした。
点を失わないキーパーなどいない。
去年、一昨年と南葛に敗れている若島津にとって、皮肉な事にも土壇場でゴールを奪われるという精神的ダメージには慣れていた事だった。

板野「(若島津……すぐに立ち直ったか。 もう少し落ち込んでくれれば隙もあったかもしれないのに)」
松山「板野、ナイスゴール!」
板野「あ、松山……うん、松山こそナイスパス! あの場面、パスを出してくれてありがとう!」
松山「何か考えがあるのかと思ったから、それを信じて出しただけさ。
   それより早く戻ろう……残り時間どう戦うか、色々と考えなければならない事が多い」


0ch BBS 2007-01-24