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【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】


[752]森末(仮):2014/03/01(土) 18:46:29 ID:???
そんな若島津の様子を見て、やはり一筋縄ではいかない相手だと確認をしつつ、
板野は松山と強くハイタッチをかわしながら自陣へと引き上げていった。
ふらのメンバーも(表面上は)板野を持て囃し、同点ゴールを祝っていたが……。
そんな雰囲気も長くは続かず、松山が一つ咳払いをしてから声を上げると、
残り時間をどのようにして戦うか――この試合、何を目指して戦うかについての作戦会議が始まる。

松山「みんなの頑張りで同点に出来たけど、残り時間はもう10分も無い……。
   相手のキックオフで始まる事を考えると、逆転はかなり厳しい時間帯だ」
小田「あ、ああ……確かにな。 もう一度ボールを奪って、そこから速攻……キャプテンと板野の連携で一気に突破して、
   そこから板野のマグナムボレーで決めてもらうのが1番か?」
松山「板野、体力はどれくらいある?」
板野「……かなりギリギリだね。 時間による回復を考えると、後半終了間際になら俺と松山とのワンツーから、
   マグナムボレーは打てるよ。 ただ、それは他の行動を一切しないならに限る」
松山「わかった……板野は自分の体力と相談しながら、どう動くか決めてくれ。 いざとなれば、俺との道産子ツイン。
   それに普通にマグナムシュートを打ってくれてもいい」

点を奪われてからここまでの間で、ゴールデンコンビや競り合い勝負、そして大技マグナムボレーを放った板野。
その体力の疲弊は無視する事が出来ず、松山は理解をしながら話を進める。

松山「ただ、ここまではボールを奪って逆転をする事を考えて話してきたけど……。
   東邦は残り時間、もう一度突き放す為に最後の攻撃をしてくると思う」
山室「確かに、残り時間を考えたら殆どノーリスクだからなぁ。 俺達が逆転するのは、前線で早めにボールカット出来ればの話だ」
松山「そうなんだ。 だから……」
板野「(! そうか……もしも松山が中盤にこのまま残れば、そこを抜かれた時もう一度突き放される可能性が高くなるんだ!)」


0ch BBS 2007-01-24