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1- レス

【かつて見た】俺inキャプ森3【栄光の道】


[759]森末(仮):2014/03/01(土) 21:27:11 ID:???
>B.「相手はきっと猛攻を仕掛けてくる、松山にもゴール前にいて貰った方が安全だ! もう一度DFについてくれ!」
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板野の出した結論は、松山をDFにもう一度下げる案だった。
松山のタックルの鋭さについては、今更言うまでもなく、この世代では圧倒的なもの。
しかし、沢田や小池の突破力も決して低くはなく。
更には沢田と反町の連携――「東邦コンビ」の精密さは板野達のゴールデンコンビに勝るとも劣らない。
タックルこそ強いものの、パスカットはそれには及ばないという松山では完全に奪い取る事も難しいとあっては、
松山を中盤に置くのは難しく……最後の詰めの部分での守備に期待しようと、DFに下げるのが理に適っていると判断をした。

松山「……そうだな。 わかった、俺がDFに下がろう」

この板野の意見を聞いて、松山は少しだけ複雑そうな表情を浮かべる。
彼としても、最後の最後まで逆転を狙って動きたいという思いは確かにあった。
だが、現実的に考えて――ここから逆転をするのはやはり難しく。
同点のまま試合を終えて、PK勝負に持ち込むというのも決して間違った戦術ではないと理解をしていた。

松山「(それに俺がいなくても、皆なら逆転をしてくれる……。
    板野もさっき若島津達を相手に逆転宣言をしていたし、諦めた訳じゃないんだ! そうだよな、皆!)」
山室「(PK狙い……うえぇ〜、キャプテンと板野は確定として、俺もFWだし打たされるのかぁ?)」
小田「(どっちでもいいから決着ついてくれぇ……)」

残り時間、守備に全力を注ぎ逆転は板野達前線メンバーに全てを託す事を松山は決意。
仲間たちを信頼し、鉢巻を結い直しながら松山は改めてフォーメーションの変更を指示してゆくのだが、
それを聞く板野以外の選手たちはその先にあるであろうPK戦の事を思い、胃を痛くするのだった。


0ch BBS 2007-01-24