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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】
[693]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2014/03/16(日) 22:22:07 ID:Ph9WchIQ
A:「貴女の持つ神秘の伝授。 それが、今日の目的ですね? 師(マスター)よ」ノリに合わせておく。
鈴仙「(でも、何かここまでしてくれたのにつっけんどんにあしらうってのも失礼だしなぁ…。
ここは、ノリに合わせておきましょ)――貴女の持つ神秘の伝授。 それが、今日の目的ですね? 師(マスター)よ」
鈴仙は軍隊式の敬礼を行いながら、(恐らくは)パチュリーの意図であろう、
一子相伝の儀式に参加しに来たのであると、恭しく告げるが――。
パチュリー「……まぁ、っていうのは言い過ぎだったけどね」
鈴仙「ふ、ふえっ!?」
……パチュリーは急にその口調を普段通りのそれに戻し、冗談っぽく笑ってみせる。
ただし、パジャマのような普段着とは違う、格調高いローブを着ている影響か、
それすらも普段の彼女らしからぬ大人っぽさを醸し出していた。
パチュリー「――今日は今まで、私の為に色々としてくれた貴女に。
少しばかりのお礼をしようと思ってきたのよ……」
そう言うとパチュリーは、思っていたよりも狭かった私室の棚から、一冊の古ぼけたノートを取りだす。
白紙の上に、21行程度のラインが引かれている、外の世界では「大学ノート」と呼ばれるそれには、
何のタイトル書きも為されておらず、鈴仙は一体何かと眉間にしわを寄せる。
パチュリー「――これは、私がいままで座学でサッカーを学び続けて来た事を書き留めたノート。
……俗に、『パチェノート』と呼ばれているわ」(※俗人は誰も呼ばない)
鈴仙「パチェ、ノート……」
パチュリー「貴女は、魔法においてはともかくも。
サッカーにおいて、色々と私を頼ってくれたわよね…? それが、まぁ……何となく。 嬉しかったのよ……」
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0ch BBS 2007-01-24