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【アツくなる】鈴仙奮闘記15【ウサギたち】


[932]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/23(日) 22:56:15 ID:???
日向はクククと忍び笑いをしたまま大きく頷く。

日向「純真な少年少女の想いを口実に、自分の利益を確保するってのか。随分と汚い大人じゃねぇか、ええ?」

日向はこの時、日本サッカー協会のやり口を思い出していた。
『プロジェクト・カウンターウイング』。奇しくも夢美が口にしたプロジェクト名と酷似するその計画は、
日本サッカー協会とも強力な癒着のある日向の耳にも入っていた。

日向「(翼に対抗し得る存在を育成し、それによってこの世代の競争を更に刺激し、 省69

[933]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/23(日) 22:57:15 ID:???
夢美「…正直にいえば、そうね。 私達も、彼女――ああ、知ってた? 聖徳太子って女だったんだけど――
については警戒していない。 彼女達は博麗の巫女や八雲紫程、強固な地盤を持っていない。
民衆の混乱に乗じ、デマゴーゴスで政権を掌握する。 ――それ以上の目的は無いと思うし、
その目的は、私達の計画が成功する事で自然と消滅するわ」

日向「――つまり、恐るべきは「秩序維持」の集団だけ。 省62

[934]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/23(日) 22:58:18 ID:???
ちゆり「(こ、こいつは…何を言っているんだぜ?)」

夢美「ふうん……」

日向は足を大きく振りかぶりながらも、勿体ぶりながら夢美達に向かって説明を始める。
彼が得たらしい新たな力。 その力の内容について。

日向「俺が幻想郷の腑抜け寅から学んだ事は一つ!
如何なる状況にあっても、常に野生であれ! そして、野生とは即ち――獲物を確実に仕留める事だ!
くらえ愚民ども! これが俺の――ワイルド・ネオタイガーショットだ!」
省17

[935]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/23(日) 22:59:20 ID:???
日向の放ったシュートは、まるで災害のような悲鳴を上げて岡崎教授の研究室を蹂躙する。
地震と台風が同時に訪れたかのような轟音と破壊力で、シュートはやがて窓に向かい――。

ボンッ! …ドグワッシャアアアアアアアアン! ……グラッ……グラグラグラ…!

日向「(そうだ。 この心臓を捉えたかのようなこの感触こそが――『ワイルドタイガー』だ)」

  ――ド――ドドオ……オオオオ……ン!!
省34

[936]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/23(日) 23:33:51 ID:5UVsH49+
【大会前日・特訓風景】

―――幻想郷の外で、中で。怪しげな陰謀が渦巻きながらも……
ただ純真にサッカーを行う少年少女達には、それは一切関係の無い事だった。
今日は、待ちに待った全幻想郷選抜大会の前日。
普段は暢気なルナティックスメンバー達も、大会に備えて最後の調整や特訓を行っていた。
ここでは、順番にその様子を見て行こう。

〜佳歩〜

佳歩「私は……鈴仙様と同じような点取り屋になる! CFWになるって、決めたんだ!」
省52

[937]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/23(日) 23:35:29 ID:5UVsH49+
…すみません、>>936は間違いです!

先着2名様で、

★佳歩のシュート特訓→ ! dice + ! dice =★
★佳歩のせりあい特訓→ ! dice + ! dice =★

と書き込んで下さい。カードやダイスの結果で分岐します。

…で、書き込みをお願い致します。
(もしも善意で引き直して頂いた方がおりましたら、そちらを採用いたします)

[938]森崎名無しさん:2014/03/23(日) 23:35:43 ID:???
★佳歩のシュート特訓→ 4 + 5 =★

[939]森崎名無しさん:2014/03/23(日) 23:36:09 ID:???
★佳歩のせりあい特訓→ 2 + 2 =★

[940]森崎名無しさん:2014/03/23(日) 23:36:24 ID:???
★佳歩のせりあい特訓→ 6 + 1 =★


[941]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/23(日) 23:49:52 ID:5UVsH49+
★佳歩のシュート特訓→ 4 + 5 =★
→野兎ボレーシュート習得!
★佳歩のせりあい特訓→ 2 + 2 =★
→効果無し!

佳歩「え〜い! ノートラップランニングボレー野兎シュートですっ!」

タタタッ! グワアアアッ――バシュウウウウッ!  …ズバアアッ!!

練習の結果、佳歩は自分の必殺シュート・野兎シュートをボレーシュートでも打ち出す事に成功する。
しかし――。

佳歩「(――こ、これじゃあ。 私のシュート力が少し上がってもあんまし変わらないよ…!)」
省25

[942]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2014/03/23(日) 23:50:52 ID:5UVsH49+
〜妹紅〜

妹紅「このままじゃあ…駄目だ。 輝夜が――皆が上手くなって行ってるのに、
私は少し、取り残されているような気がする!」

そして、佳歩と同じく……いや、もしかしたらそれ以上に危機感を持っているのが妹紅だった。
輝夜を敵視する彼女は、輝夜のGKとしての成長っぷりに辟易としつつも、危機感を抱いており。

妹紅「(今となっては、私のネオヴォルケイノすらも輝夜には通じない気がする…!
やっぱり、もっと強くならなくちゃ!)」
省48


0ch BBS 2007-01-24