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1- レス

キャプテン森崎外伝スレ12


[941]日はパリより(仮) ◆5qvYBJdbJQ :2017/10/14(土) 21:51:46 ID:pD/LglpY
一郎「相当疲れていたみたいだな。珍しくいくら呼んでも起きなかった」
岬「……うう、ん」

どうやら僕は寝ていたようだ。先程のあの脈絡ない出来事は夢だったらしい。

岬「……ここは?」
一郎「ちょうどルーブル美術館を通り過ぎるところだ。これからセーヌ川を渡る」

目覚めたばかりでまだ感覚も鈍い。著名な美術館を見逃した事より、間抜けな顔して
潰れていた事が頭に残り、気恥ずかしかった。

岬「もう着くの?」 省27

[942]日はパリより(仮) ◆5qvYBJdbJQ :2017/10/14(土) 21:53:54 ID:pD/LglpY
岬「(アタリ?日本語かな?それにあのマーク)」

社名とおぼしきATARIの単語の上に輝く富士山。縦線の上端目指して接しようとする双曲線が
稜線を描く富士山が、欧州ど真ん中のパリの街中で鮮烈に輝いていた。

岬「運転手さん、ここはどこ!?」

慌てて運転手に今の場所を問いかけた。今聞かなければ二度と行けないような気がする。
そんな気が何故かガッと自分に襲いかかり、不安さえ感じていた。 省20

[943]日はパリより(仮) ◆5qvYBJdbJQ :2017/10/14(土) 22:00:51 ID:pD/LglpY

と、いう訳で第1話は終わります。
サッカーのさの字も出てきませんが今は序章、
今しばらくお待ちください。

[944]日はパリより(仮) ◆5qvYBJdbJQ :2017/10/22(日) 11:03:21 ID:GTlyY+dY
第2話『パリ日本人学校』



パリ到着から2日後、新居の片づけを終えた後に僕は1人で日本人学校に向かっていた。
いつものように僕1人で入学手続きを済ませるためである。
堂々とした大通りや整然とした路地を幾度も通り抜け、グルーズ通り24番地のパリ日本人学校へたどり着いた。


Institut Culturel Franco-Japonais  仏日文化学院


厳めしいラテン文字と漢字の金文字が正門であろう、
扉の上のアーチに輝いている。 省5

[945]日はパリより(仮) ◆5qvYBJdbJQ :2017/10/22(日) 11:05:19 ID:GTlyY+dY
教員「気を付けて、この学校は昼でも暗いから」

手続きを全て済ませた後、学校の先生に連れられて学校内の案内を受ける。
先生が言った通り、確かに校内は暗い。
今は午前10時、パリの空は快晴で青空が広がっているはずなのだが、
校舎の三方をアパルトマンに囲まれているため、まるで曇り空の下のように暗い。
窓のない箇所のところどころ廊下に電灯が灯っているところさえある。
空気がじめじめとし始めたような気がする中、知ってか知らずか先生の次の言葉が追い打ちとなった。
省43

[946]日はパリより(仮) ◆5qvYBJdbJQ :2017/10/22(日) 11:08:03 ID:GTlyY+dY
校庭というものはあんな風に膝下まで草は伸びていない。
それに周りが建物で囲まれているため暗いだけでなく圧迫感があり、
こんなところで走り回ると息が詰まりそうな気がする。
それだけなら慣れればいいだけだろうが、ひたすら狭いというのはどうしようもないだろう。
25メートルプールを2周り小さくしたぐらいのスペースしかない空間が校庭とは。
先生に言われてもう1度窓の外を見たが、やはりあれが校庭には見えなかった。
省31

[947]日はパリより(仮) ◆5qvYBJdbJQ :2017/10/22(日) 11:09:49 ID:GTlyY+dY
岬「(あとは休みの間どれだけクラスメイトとの間に友好関係を持てるかだな。
   こういう休みの打ち解けた日だと仲間の輪に入りやすいから)」

僕は今後の算段について思いをめぐらせはじめる。そのための日時がどれだけあるかについてだが…

先着で
★フランスでの残り夏休み ! card★

と書き込んで下さい。マークで分岐します。!とcardの間のスペースは埋めてください。
なお、このスレでは行動フェイズの基本単位は1週間としています。
詳細は後日説明いたします。
省17

[948]森崎名無しさん:2017/10/22(日) 11:15:34 ID:???
★フランスでの残り夏休み  ダイヤ10

[949]日はパリより(仮) ◆5qvYBJdbJQ :2017/10/22(日) 11:41:50 ID:GTlyY+dY
★フランスでの残り夏休み  ダイヤ10 ★
岬「(教室に空きがないから10月1日まで通えないか)」
――――――――――――――――――――――――――――――――

岬「(誰か転校するまで入学できないなんて面倒だなあ。まあその間自由だからいいけど)」

校内の各教室の案内を聞きながら、ぼんやりとそんな事を思っている。
そうしているうちに案内も終わり、引率の先生も職員室へ戻ろうとしている。


A ブローニュの森へ行ってみる 省14

[950]森崎名無しさん:2017/10/22(日) 11:58:50 ID:WNDEX3SY
B


0ch BBS 2007-01-24