※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【松山の魂】俺inキャプ森4【はためく鉢巻】


[926]森末(仮):2014/03/19(水) 21:34:04 ID:???
彼がいれば、日本一は間違いない。
更に彼がいれば、世界を取るという事も決して不可能ではない。
そう思いを抱いたが故に、彼は若林が西ドイツに引っ越してからも彼への忠誠を失くす事はなく、
合宿が始まってからも彼と合流するハンブルグとの試合を愉しみに過ごしてきた。

しかし、高杉が若林につく事を――若島津は良しとはしなかった。

若島津「忠誠を誓えとは言わん、俺も鬼じゃないからな。 永遠に若林を慕い続けてもいいさ。
    どうせお前が便利に試合で使える駒だとは思っていないからな。
    ただし、俺がキャプテンになるように動け。 選挙の際も俺の投票をし、俺の命令には服従しろ」
高杉「なっ……! そ、そんな事……!」
若島津「断るつもりか? んん??」

彼の中での目下の目的はキャプテン選挙で勝つ事、そして若林との正GK争いで勝つ事である。
高杉は戦力としては計算をしていないが、一番の若林の信者である事に変わりはない。
彼を自分の傘下に引き込めば、それだけで若林の支持者は減り自分の支持者が増える。

何よりも高杉という男は多少の脅しをかければすぐに自分にひれ伏すだろうと、
チームメイト達の事をこの5日間若島津なりに観察をして性格を察知した若島津の判断からの行動だった。

故に、若島津は高杉が断ろうとした瞬間に空手の型を取って軽く脅しをかける。
こうすれば高杉はすぐさま自分につくだろうと考えて。

高杉「ば、馬鹿な真似はよせ! 暴行なんて働いたら、お前……全日本の代表から外されるぞ!!
   俺がされたって事をチクれば……」
若島津「なに、暴行じゃないさ。 ちょっとした練習だ、練習。
    DFとGKが合同で練習。 ただ、不慮の事故からお前は俺の浴びせ蹴りをまともに食らってしまうだけだ。
    それを練習に付き合ってくれたタケシが証言してくれるさ。 なぁ、タケシ?」
沢田「は、はい……」
高杉「う、うう……」
若島津「痛い目に合って俺につくか、それとも素直に俺につくか。 それくらいはお前の知能でも判断出来るだろう?
    さあ、どうなんだ?」


0ch BBS 2007-01-24