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【イタリアJrは】俺inキャプ森6【弱いはず】
[597]森末(仮):2015/01/17(土) 02:07:05 ID:???
――西ドイツ ハンブルグ ハンブルグJrユース寮
そして舞台は再び西ドイツ、ハンブルグへと移る。
ここハンブルグJrユース寮では、つい先ほど試合を終えた男――若林源三が荷造りをしていた。
この後全日本Jrユースに合流し、共に遠征に出る為である。
見上「私だ、源三」
若林「! み、見上さん……ど、どうぞ」
そんな若林の元に訪れたのは、全日本代表監督――見上辰夫。
周知の通り小学生時代から見上に世話になっている若林からはいつものような傲慢さは影をひそめ、
気を使うようにしてドアを開けて見上を招き入れるのだが……。
若林「すみません、すぐに支度しますんで!」
見上「どうした、源三。 いつになく神経を使っているようじゃないか。
……私に叱られるのがそんなに恐ろしいか? それとも、正GKの座が危うくなって精一杯機嫌を取ろうとしているのか?」
若林「! い、いえ……そんな事は……」
普段から他者を顧みない若林の不慣れな対応はあまりにもお粗末、
その行動が心から見上を敬ってのものではなく、単純に機嫌を損ねないようにとしているのは明白であり……。
当然のように、そんな若林の魂胆は百戦錬磨の見上からすれば御見通しである。
思わずため息を吐く見上に対し、若林は必死に否定しようとするのだが、それが通じる相手でもないのは誰よりも若林が知っている。
小さくすみません、と謝罪をすると、しばし部屋に静寂が訪れるのだが……。
やがてその静寂を切り裂き、若林はぽつり、とつぶやく。
若林「見上さん……」
見上「なんだ……?」
若林「どうして……どうしてこんな事になったんですか。
日本で一体何があったんです!? あの板野ってのは何者ですか!? なんで俺が3失点もしなきゃいけないんです!
どうして若島津がシュナイダーのファイヤーショットを止められるんです! なんで……!」
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0ch BBS 2007-01-24