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1- レス

【伝説の】Another-CU_9【継承者】


[100]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/04/30(水) 12:38:37 ID:???

 事もなげに言い放ったシーザーに対し、モニカは恨めしそうな目で問い質す。
 しかし控えは人数合わせ程度の人間がたった一人いるだけであり、負傷を加味しても今ピッチ
に立ってるメンバーを変える方がリスクなのは明らかだ。
 戦術的にもアドバイスできる事はなく、ベンチは声援と怪我の際の治療しか実質仕事がない。
 それが分かるだけに、モニカも焦燥で胸をかきむしられる思いとなった。

シーザー「まあそんな顔するな。 敗色っつっても『普通に考えたら』って言っただろ?」
省24

[101]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/04/30(水) 12:39:38 ID:???

 …だがヴィオラというチームの出来には、確かにスロースターターな部分があった。
 単に時間的なスローというところではなく、追い込まれるまで真価を発揮出来ないという意味だ。

 フィールダーの出来を左右するヴィオラの心臓、三杉淳。
 彼はそのサッカー人生の8割以上において100%を出し切れなった。
 100%を出しているつもりの場合にも、ある種のリミッターがかけられていた。
省17

[102]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/04/30(水) 18:52:53 ID:???

<フィールド>

 バシィッ!

三杉「…っ痛(つぅ)」

 三杉が自らの両頬を力いっぱいに叩くと、その音は思ったよりも響き渡った。
 仲間たちもギョッとして彼を見るが、『何事か』とは問わない。
 気合を入れ直しているのか、冷静になろうとしているか…
 いずれにせよ、今の状況に対して自ら喝を入れたのだろうとそれぞれ考えていた。


 三杉は頬をヒリヒリとさせ、意識をイーブンにして、今の状況と向き合ってみた。
省25

[103]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/04/30(水) 18:54:18 ID:???

三杉(戦術的には時に後手に回る事もあったが、直後に挽回してきた。
    しかしプレーその物は序盤からずっと悪くはない£度のままだ。)

 ヴィオラの1得点は三杉によるものである。
 しかし上げたゴールもねじ込みという味方の恩恵あってのもの。
 そして今の場面においても三杉の位置でカット出来ていれば失点はなかったのだ。


 『このままではダメだ。』

 『何がダメなんだ?』

 『質の高いプレーを出来ていない事か?』
省21

[104]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/04/30(水) 18:55:41 ID:???

三杉(そうだ、ディエゴがやってのけているのは、味方を鼓舞するようなプレーだ。
    試合への影響力を量れるとしたら、今日の僕は明らかにデイエゴ以下なんだ。
    だが何故だ… どうしてこうなっている………。)

 疑問への正着は新たな疑問を生む。
 しかし一度正しい筋道を見つけてしまえば、それに沿えば良いだけである。
 三杉はこの試合、ひたすら対応に追われ続けてきただけだと思い至った。
省51

[105]アナカン ◆lphnIgLpHU :2014/04/30(水) 18:56:50 ID:???

 ザッ

 ブンナークと新田がセンターサークルに立った。
 ヴィオラのボールで試合再開というわけだ。

 ピィイイイイイイイ!

 審判の笛が鳴り、新田がボールを軽くはたいた。
 これで両チームのキックオフは二回と同数を記録。

ブンナーク(さぁて、頼んだぜミスギよぅ。) ポン

 定石そのままにブンナークは先ず後方へと戻す。
 三杉に渡ったここからがフロレンティア・ヴィオラである。

三杉「よし、いくぞ!」

省12

[106]森崎名無しさん:2014/04/30(水) 19:02:07 ID:AVeZeu5M


[107]森崎名無しさん:2014/04/30(水) 19:02:36 ID:DRYFR6lI
C

[108]森崎名無しさん:2014/04/30(水) 19:15:02 ID:AVeZeu5M
Dに変更お願いします

[109]森崎名無しさん:2014/04/30(水) 19:34:09 ID:8osHYhQQ



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