【ステルス忍者】私の巫女様Ⅶ【ミズキ】

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【ステルス忍者】私の巫女様Ⅶ【ミズキ】

[295]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2014/06/13(金) 00:55:58 ID:???
君代　命
「でぇっ……！」　ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｯ……！

弓を引き絞るイメージで、右足を大きく振りかぶる。
目標は――PAに待つ、FWの眼前へ！　もっと速く、もっと遠くへ――！

君代　命
「いけぇっ！」

ドンッ！　シュルルルルルル――ッ！
ギュギュンッ、バチィィィーンッ！

有栖　菜々子
「へぇ～♪」

君代　命
「よっし！　アーリークロス完成ですね！」

全力で蹴り抜いたクロスボールは、PA内に設置したFW役の的へ大きく湾曲しながら着弾。省11

[296]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2014/06/13(金) 01:02:31 ID:???
有栖　菜々子
「クロスを上げる前の、大きく右足を振りかぶる感じがカッコイイわぁ～。
そうねぇ……弓手、いや、シャープシューターって感じぃ～？」

君代　命
「シャープシューター、ですか……いいですね、その名前。
使わせて貰いますよ、シャープシュター！」　ｷﾗｷﾗ

有栖　菜々子
「どうぞどうぞぉ～？
（ホントに採用しちゃったわぁ～……恥ずかしくないのかしらぁ？）

君代　命
「諏訪社のシャープシューター、君代　命！　打ち抜きます！省36

[297]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2014/06/13(金) 01:05:08 ID:???
～東京　西武白糸台中学校～

弘瀬　菫
「へっくしゅ！」

宮永　照
「菫、風邪？」　ﾓｸﾞﾓｸﾞ

弘瀬　菫
「いや、そんな筈はないんだが……」　ｽﾞｽﾞｯ

亦野　誠子
「菫先輩は美人ですから、男子生徒に噂されてるんじゃないですか？」

宮永　照
「かも知れない」　ﾓｸﾞﾓｸﾞ

渋谷　尭深
「……（お茶おいしい）」　ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ

弘瀬　菫
「馬鹿な事言っていないで、行くぞ。
大会前の調整だ、疲れを残さない程度にな」

宮永　照省1

[298]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2014/06/13(金) 01:13:13 ID:???
弘世　菫
「ならいい。　よし、行くぞ！」

――西武白糸台中学校の、女子選手達。
"白糸台のシャープシューター　弘世　菫"　と、諏訪社のシャープシューター君代　命。
偶然にも同年代の二人、どちらが上か解るのは――まだまだ咲の話。

風を越え、輝くヒーローを廃し、峰の上に咲く花を越え、荒波に揉まれ、大海原の鉄乙女を越えた――その先の話。

鎌瀬　一
「さぁ始めよう、僕たちのライブを！　最高の――ヒーローとしてのね！」

守社　早居省24

[299]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2014/06/13(金) 01:17:01 ID:???
今日はここまで

[300]森崎名無しさん：2014/06/14(土) 12:48:21 ID:???
鎌瀬さんが厄介そう。

[301]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2014/06/14(土) 13:08:00 ID:???
>>300
3年生でラストイヤーかつ、諏訪社中の事を良く知ってるので……

[302]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2014/06/14(土) 16:36:58 ID:???
――――――――――――――――――――――――
【中学二年生】　【7月末】【大会期間】　【残り神力：103】
――――――――――――――――――――――――
君代　命
「よっと……」　ｸﾞｲｯ

チャ・ザ神
（忘れ物はありませんか、命？）

君代　命
「ええ大丈夫ですよ、チャ・ザ神様」

今日は長野県大会、開会式の日。
長野県サッカー新人戦、ついにはじまりの日です。

君代　命
「現地前集合、今から考えるとどうだったんでしょうね……っと！」
省20

[303]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2014/06/14(土) 16:38:36 ID:???
～長野運動公園～

橘　風華
「命さん、おはようございます」

仁科　美月
「みぃ！　おはようなのです♪」

菱形　咲夜
「おはよう、キャプテン」

剣立　一馬
「おっす！　キャプテン、今日は頑張りましょう！」

……やっぱり、かなり早く集まっているのはこの4人。
根が真面目なんでしょうね、きっと。

約束した時刻の、5分前に来るのは――

黒咲　明堂
「おっ？　何だお前たち、やたら早いな」

橘　風華省7

[304]私の巫女様 ◆Miko/icOEk ：2014/06/14(土) 16:39:44 ID:???
黒咲　明堂
「私だって大事な用の時くらいは、時間を守るさ……おねーさんだからな?」

橘　風華
「ふぅん……ま、わかりますけどね」

黒咲　明堂
「だろう？」

同じくやってきたのは――、一年生の二人。
それに、ボランチさん。

南波　一枝
「……遅かったでしょうか？」

村澤
「いや、大丈夫……ですよね？　だよな？」

ボランチさん
「いや間違いじゃない、ちゃんと五分前だ」

村澤
「ですよね…… 省9

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0ch BBS 2007-01-24