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【異変暗躍】ご愁傷様若林くん10【幻想郷】


[109]ご愁傷様若林くん ◆Rp5TKKycRI :2015/01/31(土) 18:57:58 ID:???
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−博霊神社−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

霊夢「はあぁ……」

人っ子一人いない神社で一つ息を漏らす。
寒い風が吹く中、落ち葉を掃いているはずの箒は仕事をなしてなさない。
それどころか箒しならせぎしぎしと湾曲し彼女の上手くいかない現状に苛立っている事を示していた。

霊夢「(使えないわ……彼奴ら。
    たとえ私がゴールする、もしくは守っても他の奴らが攻守で何もしないなら負ける。
    このサッカーという勝負形式は明らかに私に対して不利に傾けてくる……誰かの策謀かしら?)」

成績1分け2敗。彼女にとってはあり得ない躓きを強いれる。
今まで博麗の巫女として片づけてきた様々な異変だったがどんな強大な敵が出てきても力を行使して解決出来た。
だが今度の異変は敵が問題があるのではない、11人が力を合わせねばならないのが足枷となっていた

霊夢「(となればやっぱりあの隙間妖怪のせいかしら?)」

一番に思いついたのやはり境界を操れる八雲紫。
だがいつのまにか首を振ってそれを強く否定していた。

霊夢「(違うわ、まず『私』がしっくり来てない時点であり得ないし……
    何より苦しんでる様子を楽しむなら手助けなんてする必要がないはず)」

その疑惑を彼女が信じられない事で疑惑を処理する。
彼女が持っている自身の異変センサーである博麗の巫女がピンと来てない。
これだけで十分なのにおまけの理由もあれば容易だった。


0ch BBS 2007-01-24