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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】


[730]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/27(金) 00:18:08 ID:???

――ボールを奪えない、ボールを奪っても決める事が出来ない。
これが行き着く果ては――圧倒的なボール支配率から繰り出される、圧倒的なシュートの暴力だった。
最後の壁であるチルノとヘルナンデスは互いに体力の殆どを消耗しており、もはや充分なプレーは出来ない。
むしろ、ここまでを無失点に抑えているのは奇跡だった。

神子「そして、君たち妖精がここまで上がってこれた奇跡ももうおしまいだ」

バイタルエリアには神子が立っていた。チルノにはもう『顔面アイシクルフォール』をぶちかますやる気がない。
ヘルナンデスの『黄金の右腕』は錆びつきかけている。ルナは何もしてないのに転んだ。

後半戦のロスタイム。
岬の渾身のマリーシアにより、神子はフリーキックの権利を得た。
神子はレミリアを撃ち殺したアキュートシュート――『詔を承けては必ず慎め』を放とうとしている。
神子は妖精達を――そして、もしかしたらここには居ない来生に向けて、最後にこう言い放った。

神子「――友人なんてのは、弱き者が縋りつく幻影に過ぎない。
この世にあるのは全て利害関係と、そうでなければ神経症的な錯乱だけ。
生ける伝説となる私には、そんなもの不要だ!」

           グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!

神子「――来生哲兵。チルノ。そしてジノ・ヘルナンデス! そなたらは、我の聖徳伝説の礎となるが良い!!」

    ……バッギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!


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