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【天ぷら】鈴仙奮闘記26【大好きです。】


[719]森崎名無しさん:2015/02/26(木) 18:59:05 ID:???
こうして矢車の元まで鉢巻を持っていった鈴仙が見たものは
矢車の妹となった妖夢の姿だったとさ

[720]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/27(金) 00:04:20 ID:???
こんばんは、今日も更新を始めていきます。
今日は守矢チームのイベントからの予定でしたが、
構成を考えると敵チームのイベントは試合前に持って行った方が良いかなと思ったので、
予定を変えて大会12日目、決勝トーナメント一回戦第一試合から始めていきたいと思います。
>>716
乙ありがとうございました。新入り君も楽しそうなのでいいと思います。
>>717
第四章くらいできれいなブローリン君が登場する予定です(今のところ)
>>718 省6

[721]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/27(金) 00:05:26 ID:???
〜大会12日目・午前・固定イベント〜
【決勝トーナメント・一回戦第一試合】
−妖怪の山・モリヤスタジアム−

*******************
<決勝トーナメント スケジュール>
        午   前     午   後
11日目   休   み    休   み
12日目   聖徳×妖精   永遠×守矢
13日目   紅魔×妖怪   地霊×博麗
14日目   ……………  …………… 省47

[722]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/27(金) 00:07:00 ID:???

永琳「一点特化の選手達を、豊聡耳神子の指導力と集団戦術で巧みに操作し、岬太郎がそれを補佐する。
それが聖徳ホウリューズの強みでしょうけど……」

慧音「だが、光るタレントでいえば、妖精大連合だって負けてはいない。
あの来生という少年のドリブルは間違いなく幻想郷でもトップクラスだ。
それに――ほら、今日のGKは最近幻想入りしたジノ・ヘルナンデスという少年。
彼のセービング能力は姫君にも並ぶ。聖徳ホウリューズが得点するのは楽では無いぞ」
省47

[723]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/27(金) 00:08:01 ID:???

――ピィィィィィィィィィィィィィィィィッ!

バシッ……バシッ……バシッ……。

リリーW「い、いきなりパス回しですか〜!?」

リリーB「馬鹿にしてるのかしら……?」

サニー「手抜きなんてズルいわよ! 全力で点取って勝ちにいきなさいよー!!」

神子「――まさか。私は君たちを尊敬していないし、手を抜いてもいない。
全力で君たちに勝とうとしている、ただそれだけさ。 ……それ、岬君!」

バシュウッ! ……パシッ。
省32

[724]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/27(金) 00:09:17 ID:???
来生「そりゃっ! マントの姉ちゃん、そのヘンな髪型直した方が良いぜ〜!」

ダッ、ピョ〜〜〜〜ンッ!! ……スタッ!

神子「……流石だね、来生君。 ――でも、君に髪型の事は言われたくないかな」

来生「ハッハァ! それほどでも無いぜ!!」

――来生はそのまま、前方にいた神子のプレスを『クリップジャンプ』で完全に回避する。
このプレーは少なくない観客に、先の妖怪の山FC戦で見せた来生劇場の開幕を期待させた。 省39

[725]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/27(金) 00:10:20 ID:???
高杉「(神子さまがしゃくを振りかざした! これは俺の出番だ!)――やい来生! 俺の事を覚えているか? 覚えてないだろうなァ」

来生「当たり前だ!」

神子は自身の配下の高杉に、ちょっとした仕掛けを仕込んでいた。
高杉は神子の指示に従い、バイタルエリアでボールを持つ来生の注意を惹きつける。
高杉は自分の顔を完全に忘れていた来生に対して、こう野次を飛ばした。

高杉「あーあ、妖精達は本当にズルいよなァ」

来生「……何だって?」
省66

[726]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/27(金) 00:11:52 ID:???
来生「なんだと……?」

来生が高杉の言葉の何割を理解出来ただろうか。しかし、これだけは理解出来た。
来生は彼らしからぬ静かな怒りを秘めて呟いた。

来生「お前、チルノや大ちゃん達の事、馬鹿にしてるのか……!」

高杉「(やっぱり思った通り――来生は、こう見えて仲間との情に弱い!
自分を幾らけなされてもケロリとしているが、こうして仲間をバカにされると、元が感情的だからすぐに火が付く筈だ!) 省33

[727]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/27(金) 00:13:08 ID:???
――来生は高杉に向かって単純に突っ込んだ。
自慢のクリップジャンプでも、得意のマルセイユルーレットでも、我流のキスギステップでも無く、ただの直線的なドリブル。
来生は高杉の腹をけ破るつもりで、猛然とPAへと突っ込んでいき――。

高杉「(これで終わりだ! 精々修哲トリオに俺を入れて、修哲カルテットにしようと思わなかった自分を恨むんだな!)
――う、うわあああああああああああああああっ!!」


ドッ、バッタァァァァアン!! 省16

[728]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/27(金) 00:15:28 ID:???
チルノ「え? 何が起こったの!? なんでキスギが退場してるの!?」

大妖精「……来生さん、間違って高杉さんをPAで吹っ飛ばしてケガさせちゃったみたい。
それで、審判さんがレッドカードを出したんだよ」

チルノ「たかがカードの一枚がどーした! ふーいんされしえぐぞでぃあは五枚集めないと勝てないのよ!」

状況をイマイチ掴みきれていない妖精達は、来生の退場を知っても尚どこか浮き足立った様子。 省26

[729]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/02/27(金) 00:16:59 ID:???

ポーン、ポーン、ポーン……

スター「でりゃ〜〜!! ――だ、駄目だったわ……」

――後半35分。
試合はロスタイムしか残されていないにも関わらず、得点は0−0のままだった。
しかし、額面とは違い、試合の趨勢は大きく聖徳ホウリューズに傾いていた。
点取り屋不在の妖精大連合は果敢にボールを奪おうとし、
また実際に二度か三度、ボールを奪ってみせた事もあったが、そこから先が決まらない。 省38


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0ch BBS 2007-01-24