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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】
[149]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/05/30(土) 23:48:01 ID:jZlE+Pqg
>>148
一旦乙ありがとうございます。攻略情報、成長関係については評価値上昇は控えめになります。
雑談は一番手堅いですが、頼み事や困り事を聞いてあげるのも評価値上昇につながります。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
コン、コン、コン……。
大会スタッフ「すみませーん、永遠亭ルナティックスさんにお届け物でーす」
――後はフィールドへの入場と試合開始を待つだけ。
そう思って精神を統一していた鈴仙は、不意に聞こえたノックの音によって集中を乱される。
永琳「ウドンゲ、出てあげなさいな」
鈴仙「はーい、お師匠様」
そして、日常における永遠亭の受付窓口は決まって鈴仙である。
幾らサッカーでは実質的キャプテンを務めてはいれど、こうした主従関係に変わりはない。
鈴仙は永琳の指示を素直に受けて、ドアへと駆け寄った。
ガチャッ
鈴仙「はい、どちら様でしょうか」
大会スタッフ「恐れ入ります。こちらスポーツドリンクのセットになっております。
永遠亭ルナティックスのファンからの贈り物だそうでして……」
鈴仙「は、はぁ……」
ドアの先には大会スタッフと思われる若い哨戒天狗の青年が、ダンボール箱に詰まったスポーツドリンクを抱えて待っていた。
幻想郷の古参名門チームとして評判の良い永遠亭ルナティックスだったが、こうした差し入れは珍しい。
鈴仙は訝しみながらも、スタッフから箱を受け取って、控室のテーブルの上にドサリと乗せた。
箱の中にはペットボトル――外界で最近普及した、ドリンクの保存形態である――に詰まったドリンクが、ざっと2ダース程入っている。
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