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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】


[206]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/02(火) 01:01:20 ID:Qx9upqsE
てゐ「佳歩のコトをさ。もし完全に佳歩の事をスパイだって思ってたら、それでオシマイ!
……で良かった筈なのに。鈴仙はこうやって佳歩のムジュンを見抜いて、それで佳歩の真意を見抜こうとしている。
信じる為には、嘘を受け止め、それを乗り越えなくちゃいけないからね〜」

鈴仙「そ……そう。なのかな」

鈴仙は確かにこの時、確かに佳歩を信じたいという自分自身が居ることに気付いた。
鈴仙が佳歩の発言を怪しいと思ったのは理屈では無い。
これまで永遠亭ルナティックスのツートップとして苦楽を共にした佳歩が、
こうした裏切りをするはずがない。そう信じたいのではなかったか。

鈴仙「(……もしも裏切っていたら怖いだとか。そんなのは本当の私の感情じゃない。
それは感情の皮を被った打算。私は、そんな打算をも捨てて佳歩を信じたいって思ってる筈。
ちょうどさっき、苦しそうな佳歩に、裏切りの可能性を度外視して、優しい言葉をかける事ができたみたいに……!)」

そう思った鈴仙は、少しだけ楽になる事ができた気がした。
そして、それを見計らったかのように。

てゐ「……とゆわけで、ほい」

鈴仙の肩程も無い背丈のてゐが、そんなご立派な事をのたまいながら、鈴仙にとあるものを手渡した。

鈴仙「? これは………これって、さっきのドリンクじゃない。下剤入りの」

てゐ「そ。鈴仙。……佳歩の発言のウソを見抜きたいんでしょ? だから、その為の弾丸。このドリンクがね」

鈴仙「弾丸……ねえ。どっちかというと法廷の証拠品みたく見えるけど」

てゐ「う、うるさいな。だって良く分かんないだもん! ……ま、それは置いといて。
『佳歩の発言には、このアイテムを根拠として暴けるウソが混じっている』よ。
鈴仙は今から、このアイテムで佳歩のロジックをやっつけるのさ」


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