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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】


[229]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/03(水) 00:59:28 ID:QzZxj+Aw
佳歩「…………」

てゐ「――ま。そんなワケだからさ、佳歩。洗いざらい吐いちゃいなよ。
試合前だからさ、カツ丼はやれないけど。でも、話してくれるよね?
どうして自分はスパイだなんて言ったのか。誰かを庇ってるの? それとも脅された?」

佳歩「………からです」

てゐ「ほへ?」

フレンドリーな熱血教師っぽい感じで、てゐは佳歩の肩をポンポンと叩き、
今回の発言の意図について問いただそうとしていたが、佳歩はそんなてゐの手を振り払って。

佳歩「――どうして自分がスパイだなんて言ったかと言うと。それは、私が本当にスパイだからです……!」

佳歩はユラリとよろめいた身体を起こして、鈴仙達を精一杯にらみつける。
そんないつもの佳歩らしからぬ様子にルナティックスメンバーは困惑したが。


佳歩「――すみません、さっきは気が動転してて怪しい発言をしちゃいましたが。
もう一度証言させて下さい。これで、私がスパイである事を証明してみせますから……!」


鈴仙「(あっ。そうか。……そういや、佳歩ってば頭の回転も結構良かったんだっけ。
直情的で一度信じた事、決めた事には突っ走るタイプで、かつ、頭も実は悪くない。
――ん? こ、これって……思ったよりもめんどくさい状態なような…………)」

――佳歩との付き合いの長い鈴仙はいち早く気付いた。
佳歩はただの直情的な少女では無く。
頭脳的で華麗で、かつ直情的な、敵に回すと案外厄介なタイプな少女であったという事実に……。


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