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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】


[403]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/05(金) 23:20:03 ID:???
中山「(――雨降って地固まる、か。これがあの冷徹で野心深いと評判の豊聡耳神子の作戦とは。
もしくは、人を人とも思わず玩具としか思っていないという、狂った邪仙の作戦とは、俄かには信じがたいな。
となると。この作戦の立案者とは、もしや……)」

一方で中山は、今回の一連の事件を一歩引いた目線で分析していた。
確かにこの作戦は永遠亭ルナティックスに精神的な動揺を与える事に成功している。
しかし、その反面、ルナティックスでもかなり厄介な選手である筈の鈴仙と佳歩との結束を深めている。
言ってしまえば、かなり手ぬるい。これは本当に神子や、もしくは手紙に宛名の記された邪仙――霍青娥の仕業なのか。
中山の思考は、第三の人物による関与の可能性を確信していた。

中山「(――岬。お前は一体、何を考えている……?)」

――試合開始があと間際まで迫っていた。スタッフの号令に従い、
ルナティックスメンバーは興奮冷めやらぬ状況で、スタジアムのフィールドへと向かっていく。


鈴仙「(それにしても……。私だけじゃなく、佳歩にまでこんな卑怯な方法で疑心を植え付けようとするなんて。
聖徳ホウリューズ。私は。私達は……やっぱり、貴女達を絶対に、許したくはない…………!!)」

そして、冷静な中山に反して。――佳歩と離れた鈴仙は、普段の暢気さを捨てて怒りを剥きだしていた。
この借りは、必ず試合で返さなくてはならない。
鈴仙には勝利への執念だの、人間と妖怪との関係だの、神子達の掲げる小難しい理念の是非は分からない。
――ただひたすら、人の心を弄ぶ彼女達のやり方に、純粋に怒っていた。


*イベント成功! 佳歩の評価値がかなり大きく上がりました。
*また、鈴仙の佳歩に対する疑心も解消しました。更に……?
*また、賢い推理を見せつけチームメンバー全員の評価値もやや上がりました。
*推理に成功したため、永琳印象値が上がります。49→51


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0ch BBS 2007-01-24