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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】


[479]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/07(日) 20:44:31 ID:/zGx75J6
★屠自古→ガコウジサイクロン 62 ( クラブ8 )( 6 + 6 )=74★
★妹紅→フェニックス再誕 60 ( ハートJ )( 6 + 5 )+(人数補正+2)=73
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして左から順に岬がねじこみ

バギュルルルルルルッ、バリバリバリッ!

屠自古「(――決まった……!)」

普段は冷静沈着、しかし交戦時には激情家でもある神子の片腕・蘇我屠自古はこの時、
自らの放ったシュートが最高の出来であると確信していた。

屠自古「(電圧に換算して35億ボルト、速度はマッハ5……。私が持てる全ての妖力を、このシュートに叩き込んでやった!)」

触れれば並の人妖ならば蒸発。そうでない妖怪としても、身体に直径22センチの風穴を創る事位は覚悟すべき。
鬼クラスの強豪妖怪であっても、当たれば暫く残る青痣を創らざるを得ない。
そんな化け物染みた威力のヘディングを、屠自古はしかも高空50メートルから撃ち落とす事に成功していた。

永琳「(――これは不味いわね。重力加速度を考慮すると、姫様の居る地面に到達する時に発生するジュール数は……。
――!! 1京6000兆ジュール! 原子爆弾250個以上分に相当する熱エネルギー!
これを受けてしまえば、流石にしぶとい輝夜も……!)」

バァァッ!

輝夜の指示を受けシュートブロックへと飛来していた永琳すら、
今屠自古が放った会心のシュートの出来に舌を巻きつつ危惧していた。
このままでは、輝夜の命が危ないかもしれない。従者として、輝夜が無為に命を落とす事はして欲しくなかった。
――しかし、そう思っていたのは、どうやら永琳一人だけではないようだった。


ゴオオオオオオッ!!


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0ch BBS 2007-01-24