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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】
[571]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/06/11(木) 00:28:20 ID:g7O751QI
★岬→グリーンカットパス 54 ( クラブ3 )( 2 + 6 )=62★
★永琳→パスカット 52 ( ダイヤ5 )( 2 + 3 )+(人数補正+1)+(天網蜘網捕蝶の法+2)=60
中山→パスカット 53 ( クラブA )( 3 + 5 )+(人数補正+1)=62★
=1、0、−1→ボールはこぼれ球に。そして聖徳のスローイン
ギュウウウウウウウウウウウウッ!
永琳「(――あのパスは恐らく、バウンド時に軌道を大きく変えるタイプ。ならば、地面に辿り着く前に奪うべきね)――それっ!」
バッ! フワァッ………。 スカッ!
永琳「!」
岬「その程度の小手先では、残念ながら通用しないよ!」
中山「ならば。小手先では無く、正攻法で挑ませて貰おうか!」
ダッ! ――バシィイッ! コロコロコロ……。 ―――ピィイイイッ!
中山「くっ、スローインか!(岬の奴。あの豊聡耳神子には一歩及ばんにしても上手くなっている!)」
実況「岬選手の強烈な軌道を描くパスに、ルナティックスでは文句なしの最大戦力トップ2であろう、
中山選手と永琳選手すらもが手も足も出ません! 中山選手は辛うじてボールに足を付ける事ができましたが……。
しかしそれでも漸く、ルナティックスはボールをサイドアウトさせる程度しか出来ません!」
鈴仙「(本当に厄介ね、あの岬って言うのも……! ――でも、スローインだったら、取りあえず試合は落ち着くかしら?)」
聖徳ホウリューズのゴール近くで、中山と永琳のプレーを見ていた鈴仙は、
この時聖徳ホウリューズの高い実力に苛立ちを覚えながらも、ひとまずは安心していた。
確かにボールは聖徳ホウリューズのままであるが、神子など危険な選手に渡った訳でも無く、スローインである。
スローインならばこちらも体勢をある程度整えられるため、状況は多少はマシになる。そう思っていたのだが――。
この状況を舌なめずりして喜ぶ奸雄が一人、聖徳ホウリューズに所属していた。
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0ch BBS 2007-01-24