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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】


[650]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/14(日) 22:33:21 ID:ILFAIxGk
★岬→ドリブル 52 ( ダイヤ4 )( 4 + 6 )+(頭脳的なドリブル+3)=65★
★パスカル→タックル 52 ( ハート10 )( 4 + 4 )+(クリップタックル+3)=63★
≧2→岬、ドリブル突破。

岬「……君は、アラン・パスカル君だったよね。かの天才、ファン・ディアスのパートナーとして名高い」

パスカル「そういうお前はタロー・ミサキ。ツバサ・オオゾラのパートナとしての実績は良く聞いているぞ」

岬「――フフ。それは光栄だ。君と、まさかこんな場所で会い見えるなんて、想像してもいなかった。
できれば、もっと別の形で戦いたかったというのは本音だけど」

パスカル「ハハ、同感だな」

岬とパスカルは違いにシニカルな笑みを浮かべると、一種の沈黙と静寂が二人の間に流れる。
互いに境遇は違えど、二人には『天才のパートナー』という共通点があった。
そして、過去はともかく、現在においてパスカルと岬は、選手としてはほぼ互角。
一方で、二人の幻想郷との接触による成長は大きく違っている。
ディアスと離れながらも常に彼を意識し、大きく選手としての格を伸ばし、『オールドタイプ』の力を身に付けたパスカル。
翼と離れ神子の配下として適合し、プレースタイルを変えるリスクを犯してまで、『ダーティディフェンス』等を身に付けた岬。
二人は静かな闘志を違いに燃やしていき――。

岬「――抜くっ!」

パスカル「……取るっ!」

バッ! ババババッ! ―――シュパァァァァァァァァッ!

パスカル「―――なっ!?」

岬「……アハハ。どうやら今回は、僕の意地の方が上だったみたいだね」


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0ch BBS 2007-01-24