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【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】


[723]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ :2015/06/17(水) 23:59:41 ID:4Z7DOo0g
★神子→オーバーヘッドキック 58 ( クラブK )( 1 + 1 )=60★
★輝夜→たすけてえーりん! 61 ( ダイヤ3 )( 1 + 2 )+(バランス崩しペナ-2)+(えーりんがとめる!+3)=65★
≦−2→ルナティックスボールに。

永琳「(……姫は気丈にああ言っているけれど。姫の従者として、あの方の名誉を傷つけてはいけないわね!)」

ゴオオッ! ……グラッ。

神子「(――む。風、か……?)」

神子がシュートを撃ち放った直後にはもう、永琳は輝夜の助けに応じて飛んでいた。
そして、これまでの思わぬ苦行を恥じた永琳は、普段以上の全力を駆使してゴール前へと人知れず向かっていた。
そのせいか、神子は地上に着地する時、僅かな体勢の崩れを意識する。

神子「(失敗したか。着地時までに僅かに脚を捻り、緩やかなカーブを描かせるつもりだったのに)」

岬や小田、高杉などをはじめとする外界の選手のスカウト活動の中で、
神子は外の世界のサッカーに関する知識を得ていた。
そして、力によるごり押しでは無く、磨き上げられた技術に基づく技というものは神子の性に合っていた。
故に、今自身が放った『オーバーヘッドキック』は風の要員もあったが、イマイチな完成度である事は自覚していた。
……無論、追い詰められた永琳……いや、輝夜が、そんな相手の些細な綻びを見逃す訳が無い。

輝夜「……うぉぉぉぉぉっ、ヤバいけど……(えーりんが)……と め る !!」

バァァァァッ! ――ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ! バシッ。 ……ポロッ。

輝夜は全力で永琳に全てを委ねていた。何とかバランスを崩した身体を持ち上げ飛んだが、
自分ではどうしようも無い位置にまでシュートが来ていたからだ。
そして、無理だと分かった時の輝夜の潔さには凄い物がある。何故なら、彼女は永琳を信じ切っていたからだ。


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0ch BBS 2007-01-24