※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【レイセンガ】鈴仙奮闘記29【タダシイヨ】
[851]鈴仙奮闘記 ◆85KeWZMVkQ
:2015/06/21(日) 23:26:56 ID:mvW/tvXk
高杉「ケケ、今更天才に助けを乞うのか? ――って、……!?」
大丸「……と、飛んだ……? アラン・パスカルが……飛んだ?」
パスカルは、その次の瞬間、ボールを両脚に挟み、大きく空中を闊歩していた。
布都「な、何……! 今の世の中は、人間も空を飛びうるのか!」
岸田「フライング・ダッチマン……って、それとはまた違ぇよ。……た、多分な」
高杉と大丸の力強いタックルはパスカルが元居た地上を掠り、
布都と岸田の鋭いタックルは、それぞれあまりの威力にフィールドに傷を付けたが、
しかし、それでも彼らが空へと至る事は敵わなかった。
中山「これは……『クリップジャンプ』……!!」
――中山は、パスカルがこの局面で放った技を熟知していた。
天才ファン・ディアスが習得し、来生が何故か覚えており、
翼も遠いブラジルの地で身に付けつつあるというこの大技を、
あのアラン・パスカルが再現してみせた事に、中山は少なからず驚いていた。
……が、その直後に、彼はある意味で納得もしていた。
中山「(ディアスの影に隠れていたパスカルは、これまで彼と共に居続けた事による弊害で、
自身の実力をどこか信じられずに居たのかもしれない。
そしてそれが、単身幻想郷に入り、そこでエース的な存在として頼られる内に、
彼が無意識に封じ込めていた、自身の真のポテンシャルを解放したのかもしれないな……)」
川上「……く、くそっ! だが……お、おれが。俺が……止めてやる!!」
バッ!
前
次
写
名前
E-mail
0ch BBS 2007-01-24